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玉木雄一郎代表記者会見(党大会終了後)2020年2月22日(土)

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玉木雄一郎代表記者会見(党大会終了後)

2020年2月22日(土)14時32分~14時54分
発行/国民民主党役員室

★会見の模様を以下のURLで配信しています。
https://youtu.be/kjUNBdZpkfw

■冒頭発言
  • 定期大会を開催し活動方針などを決定
■質疑
  • 衆院選に向けた執行部の再構築について
  • 検事長定年延長の法解釈変更「口頭で決裁」法務省発表について
  • 「改革中道政党」の理念について
  • 「家計第一」の経済政策(1)ポリシーユニットの設置について
  • 連合・神津会長からのビデオメッセージについて
  • 「家計第一」の経済政策について(2)
  • 共産党について
  • 「家計第一」の経済政策について(3)
  • 衆院静岡4区補選について
■冒頭発言

○定期大会を開催し活動方針などを決定

【代表】
 本日、国民民主党の党大会を開催し、無事全ての議案が了承され終わることができました。

 最初からカウントして大体1時間強で、コンパクトに時間的にもおさまったと思います。来る方も100名未満ということでしたし、地方からは五つの県連が具体的に議決権を持った形で(ウェブ会議システムを使って)参加をされました。それ以外にも傍聴も含めてウェブ会議システムを使って、新しい試みとして国民民主党流テレワークの一環として開催させてもらいました。

新型コロナウイルス(COVID-19)の問題が言われて、このことについて我々としても万全の対策を党内でも講じていきたいという観点からこうした新しいやり方を行ったわけでありますが、これを機会に我が党内でもテレワーク、こういったものを進めていく、社会的にこれを進めていくきっかけにしていきたいと思っております。

 きょうさまざまな意見も午前中の全代議員会議でもいただきましたが、予定よりも早く終わって、党の結束を固めることができた大会になったと思っております。

 どうしても新型コロナウイルスの対策について私の挨拶の中でもかなりの時間を割きましたが、やはり我々としても積極的な提案をこれからも行っていきたいと思っています。国民民主党は対決だけではなくて解決策も提示していくというのが結党以来の私たちの立ち位置でありますから、まさにこの今の時期、本当に我が党らしさということが求められていると思いますので、そういった思いも込めて挨拶をさせていただきました。

 実際に、早ければ来週にも、今、国会で議論している来年度予算案の組み替え動議を出していきたいと思います。無駄な予算を削って、それを財源に新型コロナウイルス対策の予算を万全なものとしていきたいと思いますし、また、いわゆる「特措法」と言われている、新型インフルエンザのときに、民主党政権のときにつくった特措法(新型インフルエンザ等対策特別措置法)をやはり適用していく時期になってきているのではないか。特に32条にある「緊急事態宣言」というものを出して、やはり特例的なことも含めてやっていかないと国内の感染拡大を防ぐことができない。そういった強い危機感を持っております。

 これからも我が党、地方議員・地方組織含めて一体となってこの新型コロナウイルスには当たっていきたいと思いますが、その観点で言うと、やはり経済対策の見直しが必要だということもきょう共有させていただいたと思っています。もともと昨年10月の消費税増税は私たちは反対をして参議院選挙を戦いましたが、この前のGDPの速報を見ても非常に悪いというか、もう不況の入り口に立っているという認識を持って、さらにそれに新型コロナウイルスの悪影響が重なってくるということですから、政府の経済認識の甘さということをしっかりと突いて、我々なりの予備的・予防的緊急経済対策を提案していきたいと思っております。

 そういった経済政策を来るべき衆議院選挙の柱にもしていきたいと思いますので、代表直属で「ポリシーユニット」というものを新たに設けまして、そういった骨太の経済政策、選挙を意識した、あるいは他の野党との連携を図っていく観点からも、代表の直属で特に経済政策を中心となってまとめ上げていきたいと考えております。

 また、ことし1月20日の両院議員総会で確認した方針に従って、引き続き立憲民主党さんとは協議をしていきたいと思っておりますが、先方の、相手がある話でもありますので、そこはまずは幹事長レベルで、どのようなことが今後可能なのかしっかりと話をしてもらいたいと思っております。

 最後に、やはり衆議院選挙を意識した体制をつくっていかなければいけないということで、時期・規模はまだ未定ですが、執行部の再構築、人事をやりたいと思っております。どういった規模・時期かについては今検討しておりますが、衆議院選挙に向けた体制を改めて、しっかりと意識をしてつくり上げていきたいと思っております。

■質疑

○衆院選に向けた執行部の再構築について

【NHK・宮里記者】
 最後におっしゃった衆院選を意識した体制ということだが、挨拶の中では「運営体制を含めた執行部の再構築を図る」と言及された。時期・規模未定という中で伺うのは恐縮だが、どういった点を役員人事としてさらに強化しなければいけないと考えているかということと、国会中だが、ざっくりとしたスケジュール感というか、いつごろにやりたいみたいなものがあればもう少し教えていただきたい。

【代表】
 少なくとも予算の審議をしているときは何か人事を変えるつもりはありませんが、予算が成立して少し国会の論戦も新しい段階に入れば考えていきたいと思っております。
 今、少しいろいろなことがあって空席になっているポストもありますし、拡充・補充しなければいけないところもありますので、そういったことも含めて全体をよく見ながら、より一体感の出る体制を築き、来るべき衆議院選挙に備えていきたいと思います。

○検事長定年延長の法解釈変更「口頭で決裁」法務省発表について

【共同通信・中田記者】
 代表は本日の挨拶で、安倍政権のおごりなどに関して指摘されている中で、検事長の定年延長の話に触れられた。「法律をねじ曲げて、みずからに都合よく定年を延長した」等とおっしゃっていたが、昨日、法務省が定年延長の決裁について口頭で決裁したというような発表をした。この口頭の決裁については、そんなものはあり得ないというような指摘が野党側にあるが、このような発表をしてきたことと、口頭決裁についてどのようにお考えか。

【代表】
 あり得ないですよね。多少解釈の幅を、少し対象範囲を拡大するような解釈ならそうなのですが、今までだめだったものを可能にするという、つまり黒だったものを白にするような大幅なというか、真反対の解釈変更をする際に文書で決裁をとらないなんていうことは霞が関の歴史上あり得ませんから。唯一あるとしたら安保法制のときの、集団的自衛権が認められなかったことを認めるようにした解釈改憲ぐらいで、こういうことを紙もなく、しかも各省合議を文書も残さずやるなんていうことは、私も霞が関にいましたし法制局にも通いましたが、あり得ないということを強く申し上げたい。

 どう考えても後づけでいろいろな説明をして、もう何というのか、やっている本人たちもわけがわからなくなっているのではないかという印象です。一人上司がうそをつくと、それにつき合わされて下にいる、例えば10人部下がいれば10人うそにつき合わされますから。さらにその部下一人ひとりに10人部下がいたら、またその下の10人がうそにつき合わされるので、偉い人が一人嘘をつくと100人、1000人がうそにつき合わされる。そういう末期的なことが、今、政権中枢で起こっているのではないでしょうか。

○「改革中道政党」の理念について

【読売新聞・天野記者】
 採択された活動方針で、改めて「改革中道政党」の理念を掲げ、必ず政権を担う政治集団というふうに掲げた。立憲民主党との政党合流の協議のときに「改革中道政党」の理念について向こう側から懸念を示されるようなこともあったかと思うが、あえてこの理念を掲げる理由を改めて教えていただきたい。

【代表】
 それはきょうの挨拶の最後で申し上げました。
 この「改革中道」という立ち位置は、私たちが掲げているから、あるいは国民民主党にとって必要ということではなくて、極端な言説がまかり通ったり、例えばイデオロギー的に右に左に非常に極端なことが世界的にもまかり通り、分断と格差が広がっていくような政治シーンの中で、こういう「改革中道」のポジションは日本の野党全体あるいは日本の政治にとって必要だと私は信じるから、この私たちの立場や立ち位置を貫かないと政権を任せてもらえる集団にならないと思うからです。

 ここは、私はいつか必ず一致できると思っているので主張を続けたいと思いますが、ぜひご理解いただきたいのは、国民民主党のために私はこの立ち位置を言っているわけではありません。

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