記事
- 2012年07月27日 08:54
欧州株式市場の戻りの背景
昨晩は、ドラギ総裁の発言で、今まで積み上がったショートポジションが、いっせいにカバー(買い戻し)に走ったのだと思います。
ユーロは、全面高でした。
スペインとイタリア国債は、大きく戻しします。
また、両国の株価も5%以上戻しています。
一昨日のノボトニーオーストリア中銀の発言を合図に、メルケル首相のいない間に、次々に、要人の
積極的な発言が目立ちます。
やはり、スペインとイタリアの短期債の金利が急騰したことが危機感を強めたと思います。
短期が上がり出すということは、ギリシャと同じ道になりかねませんからね。
よって、スペインとイタリアの国債に流動性供給をしなければなりません。
ECBが「購入しますよ」 と言えば、市場は、慌てるわけです。
というのも、最近は、ECBは、国債の購入は見合わせていますし、安易な手法は、ドイツ勢の反対にあうという現実がありますから、慌ててしまったのでしょう。
株式市場は、特に銀行株が暴騰しました。
ユーロストック銀行株指数は、なんと8.5%の上昇でした。
これは、スペインとイタリアの空売り規制が効いています。
空売り規制は、規制なので、マーケットは非効率になります。
通常、株価がもどれば、様々な理由で空売りが入ってきます。
この空売りが、株価の上がり過ぎを抑制し、市場に流動性を供給しているのです。
昨晩は、スペインとイタリア以外の市場は、戻り売り(空売り)が出ていると思いますので、上昇幅がそれほどでもないのです。
一方、この空売りが、スペインとイタリアでは、できないので、流動性不足で、大きく上がらざるを得なくなるのです。
しばらくは、荒っぽい相場になるのでしょうね。
政策としてて、EFSFで国債購入とかという話も出てきています。
ここまで、いろいろな話が出て、何もないことはないでしょうから、短期的には、マーケットは、戻りを試すのでしょう。
すでに、戻していますが・・・
本格的かどうかは、ドイツ勢の意見が出てきてからですね。
ユーロは、全面高でした。
スペインとイタリア国債は、大きく戻しします。
また、両国の株価も5%以上戻しています。
一昨日のノボトニーオーストリア中銀の発言を合図に、メルケル首相のいない間に、次々に、要人の
積極的な発言が目立ちます。
やはり、スペインとイタリアの短期債の金利が急騰したことが危機感を強めたと思います。
短期が上がり出すということは、ギリシャと同じ道になりかねませんからね。
よって、スペインとイタリアの国債に流動性供給をしなければなりません。
ECBが「購入しますよ」 と言えば、市場は、慌てるわけです。
というのも、最近は、ECBは、国債の購入は見合わせていますし、安易な手法は、ドイツ勢の反対にあうという現実がありますから、慌ててしまったのでしょう。
株式市場は、特に銀行株が暴騰しました。
ユーロストック銀行株指数は、なんと8.5%の上昇でした。
これは、スペインとイタリアの空売り規制が効いています。
空売り規制は、規制なので、マーケットは非効率になります。
通常、株価がもどれば、様々な理由で空売りが入ってきます。
この空売りが、株価の上がり過ぎを抑制し、市場に流動性を供給しているのです。
昨晩は、スペインとイタリア以外の市場は、戻り売り(空売り)が出ていると思いますので、上昇幅がそれほどでもないのです。
一方、この空売りが、スペインとイタリアでは、できないので、流動性不足で、大きく上がらざるを得なくなるのです。
しばらくは、荒っぽい相場になるのでしょうね。
政策としてて、EFSFで国債購入とかという話も出てきています。
ここまで、いろいろな話が出て、何もないことはないでしょうから、短期的には、マーケットは、戻りを試すのでしょう。
すでに、戻していますが・・・
本格的かどうかは、ドイツ勢の意見が出てきてからですね。