これはものすごいチャンスだ。
あの無意味な満員電車や、無意味な定時出社や、無意味な出社勤務を大改革できるチャンスがきた。
新型コロナウイルスの件で、無駄な出社が廃止される可能性が出てきた。
たとえば、広告代理店大手の電通は、本社ビルに勤務する社員1人の感染がわかっただけで、本社ビルに勤務するすべての従業員約5000人を原則在宅勤務に切り替えるという。
いいぞいいぞ。
どんどんやれ。
他の企業も見習ったらいい。
かつての時代ならともかく、今はネットもスマホもあり、必ずしも会社に定時に出社して仕事をする必要はなくなった。
もちろん現場で作業をしなければいけない人は出社しなくてはいけないが、多くの仕事はもはや職場に毎日行く必要などなく、定時に行く必要などない。
しかし、いつまでたっても定時出社信仰は崩れず、出社している人間が仕事してると勘違いする風潮は崩れなかった。
しかし、この新型ウイルスは働き方改革の絶好の好機だ。
どうせなら、この機会に政府は在宅勤務をどんどん進めるために、たとえば在宅勤務を進める企業を税制上優遇するとか、逆に出社させる企業にペナルティを与えるなどすればいい。
企業もこれは絶好の機会だ。
在宅勤務を進めれば、金のかかる一等地にオフィスを構えなくていい。
オフィス維持費に莫大な経費がかかっているわけで、さらに通勤代も大きな負担だ。
これを機会に在宅勤務を進めればコスト削減につながる。
そして何より大きなメリットは、仕事が完全に実力主義になるということだ。
ただ会社に長時間いる人間が仕事やってそうみたいなアホな風潮がなくなり、すべて仕事の成果で判断させるようになる。
仕事ができる社員は在宅勤務で時間の自由がきくようになる。
自分のペースで自分の仕事をし、仕事が終われば平日の昼間だろうが遊んだっていいし所用をすませてもいい。
そして何よりも生産性の悪い無駄な通勤時間を削減できる。
仮に1日片道1時間なら往復2時間を無駄にしている。
1日24時間しかないうち、2時間も満員の通勤電車で無駄にしている時間がなくなるのだ。
こんな素晴らしいことはない。
新型コロナウイルスは悪いニュースかもしれないが、今こそ企業は在宅勤務を進めればいい。
未来になってそれはプラスになるはず。
一方、社員は喜んでばかりはいられない。
自分で自分を管理しきちんと成果をあげなければ、今までのように出社だけして仕事してる風というごまかしはきかなくなる。
場合によっては、これを機会に全社員が歩合制の契約社員に変わる可能性もある。
正社員全滅時代。
成果をシビアに問われる時代。
独立起業した個人事業主マインドで仕事をしていきたい。
副業している会社員は、断然在宅勤務でプラスになるだろう。
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- 2020年02月25日 21:32