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「もし米大統領候補たちとデートしたら」ツイートが話題に

ネバダ州での党員集会が終わり、米大統領選への民主党候補者争いはますます激化している。現在は8人の候補者が指名獲得を目指しており、近年まれに見る激戦となっているが、ミレニアル世代の支持をうける左派候補サンダース氏が一歩リードの模様。今後、中道のブティジェッジ氏や、14州で予備選が開かれる3月3日のスーパーチューズディから本格参戦のブルームバーグ氏とのデッドヒートが予想される。

そのような盛り上がりを見せる中、大統領候補者たちを巡るあるツイートが話題を呼んでいる。NY在住のライターNicole Najafiさんが23日に投稿した、「わたし、候補者全員とデートしてみたの。だからあなたたちが行く必要はないわ」という妄想ツイートだ。「もし大統領候補たちとデートしたら」というテーマのもと、アメリカ人が候補者たちに抱くであろうイメージが、面白おかしく綴られている。例えばバーニー・サンダース候補は「お金にうるさくケチ」というイメージからか、「ホットドック店での割り勘デート」といった具合だ。

人の性格や中身は、ときにデートプランにこそ反映されるもの。日本人にとってはややとっつきにくい「候補者争い」であるが、彼ら・彼女らとのデートを想像して、どんな候補者が激戦を繰り広げているのか、覗いてみてはいかがだろうか。以下に、各候補者の政策の簡単な紹介とともに、Nicole Najafiさんのツイートをまとめて紹介する。

1.バーニー・サンダース候補(78歳)

「社会主義者」とも呼ばれるサンダース氏。政策では、国民皆保険制度や時給15ドルの最低賃金などを主張。また大学の無料化や、気候変動への対策などを支持している。

「待ち合わせはあなたのアパート。地下鉄にのってGray's Papaya(老舗のホットドッグ店)へ向かうわ。彼は10ドル86セントで『不況スペシャルセット』(Gray's Papayaに実在するメニュー)を二人分注文し、それをきっちり割り勘するの(彼はソーダのLサイズを注文していたのに)。彼が3時間ものあいだあなたをどなりつけるので、あなたはおうちに帰って枕の上で泣くことになるわ。」

2.エリザベス・ウォーレン候補(70歳)

トランプ大統領から「ポカホンタス」というあだ名を付けられたことも話題に。政策では、GAFA等の巨大テック企業の解体、麻薬系鎮痛剤のオピオイド薬の依存対策、公立大学の無料化などを挙げている。

「ハイキングに向かうため、日曜の朝6時に集合。彼女の荷物には救命キットと無糖のおやつが入っている。あと、あなた用のサンバイザーも用意してあるわ。5マイル歩いた後、くたびれたあなたは『少し休憩しない』と提案するんだけど、彼女はあなたを置いてどんどん先へといっちゃうの。」

3.ジョー・バイデン候補(78歳)

オバマ前政権では2009年から8年間にわたって副大統領を務めた。民主党・中道派重鎮のひとり。政策では、医療保険制度改革や人道的な移民政策に力を入れている。

「彼はNYで今一番ホットなエリアとされるミートパッキング地区でのディナーに連れて行ってくれる。そして『セックスアンドザシティ』さながら、あなたがレストランに到着する前にカクテルのコスモポリタンを注文しておいてくれるわ。そして彼は一晩中、友人であるオバマが『私たちを入れてくれる』らしいイケてるナイトクラブについて話すの。オバマは結局現れないんだけどね。」

4.ピート・ブティジェッジ候補(38歳)

元インディアナ州サウスベンド市長で、同性愛を公言しているクリスチャン。ハーバードとオックスフォード大学で学び、8カ国語を操るインテリとして知られる。アフガン従軍も経験。政策的には中道左派。 オバマ前大統領に近いとも言われ、現実的な対トランプ候補としての呼び声も高い。

「彼はあなたをアフガン料理レストランに連れて行き、すべての注文をダーリ語(アフガニスタンの公用語)でオーダー。白人でない男が通りかかり『おうい、どうよ兄弟?』。あなたが緊急治療室を出るのは明け方5時のこと。」

5.マイケル・ブルームバーグ候補(78歳)

元ニューヨーク市長で、通信社大手ブルームバーグの創始者でもある。巨大な資産を武器に、莫大な広告費を用いたキャンペーンを展開。政策では、暗号通貨政策や銃規制強化を主張している。

「彼はデートには現れないわ。でも食事代は全部払ってくれる。スペイン語で謝罪のメールが届くわ。」

6.トム・スタイヤー候補(62歳)

モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスでキャリアを積んだ後に、大手ヘッジファンドを経営。巨万の富を成した実業家。民主党への最大の寄付者とも報じられている。政策では、特に地球温暖化対策の国際的な取り組み、「パリ協定」への復帰などを訴えている。

「廃棄物ゼロが売りのレストランでビーガン向けのサモサ(インド料理の軽食)をシェア。彼がトイレに行っているあいだ、別の男がナンパしてくるんだけど、彼はもどってきたら『仲裁に入るのはごめんだ』と言って、レンタル自転車で帰っちゃうの。」

7.エイミー・クロブシャー候補(59歳)

ミネソタ州の検察官から、同州初の女性上院議員に。民主党内では穏健派とされている。アルコール依存症の父のもとで育った経験から、依存症対策にも積極的。政策では、気候変動への対策や医療保険制度の改革などを主張。

「彼女は時間通りに現れて、あなたの冗談で笑ってくれるし、あなたのことをよく理解して質問してくれるの。でも、あなたはテーブルの下で浮気相手にメッセージを送らずにはいられなくなるわ。デザートを残して、浮気相手のもとに向かうの。」

8.トゥルシ・ギャバード候補(38歳)

アメリカ領サモア出身のヒンドゥー教徒。ハワイ州兵に入隊し、イラク派遣を志願。実際にイラクで軍務に就く。ハワイ州議会議員も経験。国民皆医療保険や環境保護を支持している。

「夜の11時にメッセージしてきて、スコアーズ(ストリップ・クラブ)で会おうと提案してくる。彼女はプライベートルームをとっていて、ボトルでシャンパンを注文。あなたの目が覚めるのはその3日後。しかも無一文で。まさにあなたは映画『ハスラーズ』の世界にいると気がつくことになるわ。」

8人の中に気になる候補はいただろうか? スーパーチューズデイにむけていっそうもりあがる大統領候補選。候補者たちのキャラクターを少しでも知っていると、見方も変わってくるのではないだろうか?今回見つけたお気に入りの候補者に注目しつつ、今後の展開をぜひチェックしてみてほしい。

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