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「新型コロナウイルス」が齎す二次災害に注意

■マスクをしている人が少ない訳

 この連休中にショッピングモール等に買物に出かけると、マスクをしている人は意外にも少なかった。大体、目視で確認した限りでは、2割程度の人がマスクを付けているという状態だった。

 しかし、よくよく考えてみると、この意外な状態は、マスクを購入できない人の多さを物語っているのかもしれないな…とも思えた。

 マスクを付ける必要が無いと思っているからマスクをしていないのではなくて、実は単純にマスクを入手できないからマスクをすることができないという人が多いのではないか?ということ。

 しかし、それでもマスクを付けずに外出している人が多くいることは事実なので、政府の「不要不急な外出は避けるように」という言葉を素直に受け取って外出しないという人は、案外、少ないのかもしれない。

■マスコミが報道しなければどうなっているか?

 テレビのニュース番組を観ていると、刻一刻と変化する新型コロナウイルスの感染者数を逐一報道し、まるでペストかコレラのような伝染病が流行しているかのようなイメージを受ける。

「備えあれば憂いなし」という言葉通り、感染しないように極力注意しなければならないことは頷けるのだが、どこかパニック化することを煽っているかのような報道になっているようにも思える。

 ここで、不謹慎ながらも少し思考実験をしてみよう。その実験名はズバリ「マスコミが報道しなければどうなっているか?

 今回の新型コロナウイルスの流行を世界的に情報遮断するという密約があった場合、日本のマスコミも全く報道しないことになる。

 その場合、国民は、少し強めの風邪かインフルエンザでも流行っているのだろうという認識しか持っていないかもしれない。今年は肺炎で亡くなる人が例年よりも少し増えたな…程度の認識で、何事もないまま数ヶ月間を過ごし、気が付けば新型コロナウイルスは終息していたということになっていたのかもしれない。

■「脱コロナシンドローム」という病

 実際に、当初、中国政府が「新型コロナウイルス」を隠蔽しようとしたのも、感染が小さな範囲で収まれば、何事も無かったかのように済んでしまうという考えがあったからだろう。

 恐ろしいのは一次災害ではなく、二次災害である。どれだけ感染が広がったとしても新型コロナウイルスはそのうち終息するだろうけれど、新型コロナウイルスが経済に与える二次災害はいつ収まるか予測が付かない。

 国民がパニックとなれば、景気は一気に冷え込み、一国の経済の崩壊に繋がる危険性をも孕んでいる。中国が火消しに躍起になったのは、一歩間違うと中国共産党の瓦解に繋がるという危機感があったからだろう。

 新型コロナウイルスは確かに恐ろしい病ではあるが、それ以上に恐ろしいのは、人間の肉体がウイルスに侵されることではなく、人間の精神までウイルスの悪影響を受けてしまうことだ。

 新型コロナウイルスでパニックとなり、感染もせずに事態が終息しても、なお「脱コロナ」を訴える人々が齎す災いは、日本経済をも蝕んでいくことになる。

 その名も「脱コロナシンドローム」、肉体だけでなく精神までコロナウイルスに侵されないように注意しよう。

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