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メーガン妃はついにハリウッドセレブと交歓!【vs.泣かされたケート妃】バレンタインをめぐる”赤と白のバラ戦争” メグジット騒動後のイギリス王室「新路線」 - 坂井 明

 今年の聖バレンタインデーをめぐる欧州マスコミ最大の焦点は、2組のロイヤル・カップルの動向だった。カナダのハリー(ヘンリー)王子(35)とメーガン妃(38)、そして英国の兄ウィリアム王子(37)とケート(キャサリン)妃(38)がどんな「愛の日」を過ごすか。情熱の真っ赤なバラに囲まれたメーガン、清楚さの象徴の白バラを夫から手渡されるケート。バレンタインデーに続き、発表されたハリーとメーガンの王室離脱日を境に大西洋を隔て、情熱と清楚さ——赤と白のバラ戦争が静かにエスカレートしている。

【画像】マイアミでジェニファー・ロペスと夕食をともにしたメーガン妃


ケート妃とメーガン妃。2019年3月9日の英連邦記念日、ウェストミンスターでの式典に出席 ©AFLO

「サセックスロイヤル」を冠に稼ぎまくる計画のその後

 英デーリーメール紙等によると、ハリーとメーガンは2月19日夜、3月31日に王室メンバーを離れると発表。バッキンガム宮殿の専属侍従15人を解雇した。今後は、間もなく1歳になるアーチーとともに主にカナダに住むことになりそうだ。

 今後は2人が「ロイヤル」を商標に使うことにも待ったがかかった。サセックスロイヤルを冠に稼ぎまくる計画には陰りがさした2人だが、相変わらずマスコミに話題を振りまいている。

「カナダの太平洋岸にある風光明媚なバンクーバー島の豪邸でのリラックスムードたっぷりの暮らしはマスコミで紹介されすっかり有名になりましたが、2人はバレンタインデー直前に米国マイアミに旅行し、その超セレブぶりがマスコミの話題をさらいました」(英王室記者)

メーガンはマイアミでジェニファー・ロペスと夕食

 旅行の目的は、ある国際投資銀行がマイアミで主催したイベント出席で、2人には推定50万ドルから100万ドルの講演料が支払われたもようだと報道された。その夜のマイアミ超有名レストランでの女優ジェニファー・ロペスと婚約者の元大リーガー、アレックス・ロドリゲスとの夕食が「バレンタインのダブル・デート」と欧米メディアを賑わした。セレブ志向が過ぎて慈善事業に力を入れるはずだったハリーとメーガンの評判にマイナスでは、と眉をひそめる報道も出始めた。

 だが、なんと言われようと、ハリーと結ばれるまでワンオブゼムの女優に過ぎなかったメーガンは、いまやジェニファー・ロペスに「いつでもアーチーを連れて3人で家に泊まりに来て」と誘われるほど、世界のセレブに仲間入りしたのだ。

ケートはケンジントン宮殿で庶民派ディナー

 一方、ケート妃のバレンタイン報道は対照的で、白バラを手渡すウィリアム王子とのツーショット写真が大きく報道された。愛情のシンボルである赤バラのイメージに包まれたメーガンに対し、ケートは清楚な白バラ。王子との白バラのツーショット写真には「ケンブリッジ公爵夫妻(ウィリアムとケート)には、毎日が愛を確かめ合うバレンタイン」と見出しがつき「料理好きなケートは、ケンジントン宮殿内で自ら包丁を握り、一家水入らずのバレンタインディナーを演出するだろう」と記事でも地味なファミリーライフが前面に押し出されている。

 メーガンがケートに初めて会った数年前、ケンジントン宮殿内で同棲を始めていたハリーとメーガンは、同じ宮殿内のケートのマンションを訪ね、ケート、ウィリアムと対面した。ケートの誕生日が直近だったので、メーガンは彼女に革細工を凝らした洒落た日記帳をプレゼント、ケートを大喜びさせた。ところが、メーガンとケートの対立の炎はこの瞬間に密かに燃え上がったのだった。

メーガンの容赦ない非難にケートが思わず涙ぐんだ

「10代前半に母ダイアナ妃を失ったハリーは、兄嫁のケートを頼もしい実の姉のように慕い、つぎつぎと登場する恋人についてもよく相談していました。勘の鋭いメーガンはこのことにすぐ気づき、ケートに敵愾心を抱いたのでした」(英王室記者)

 その感情はメーガン自身の結婚式で早くも爆発した。服装についてメーガンは容赦ない非難を浴びせ、ケートが思わず涙ぐむハプニングが起きたのだ。2人の間の亀裂は2019年4月にハリーとメーガンがケンジントン宮殿を離れ、エリザベス女王から贈られた邸宅フログモア・コテージに引っ越し、決定的になった。

 翌月、メーガンが男児アーチーを出産するとメーガン人気は最高潮に達し、ケートの存在はすっかり影が薄くなってしまった。

 今年のバレンタインデーをきっかけに、ウィリアム王子とケート妃の動向が英タブロイド紙ばかりか欧州諸国のマスコミで盛んに伝えられるようになった。

メグジット騒動以降、英王室が見出した新路線

 ただ、2月14日の過ごし方についても「ウィリアムはケートに考え抜いた贈り物をするでしょう。でも2人のお気に入りのイタリア料理屋でのディナーは無理かも。お忍びの外出はもはや不可能だから。結局、自邸での寛いだファミリーディナーとなるでしょう」(同前)などと、地味さ、ファミリーライフが強調されるのである。マイアミで世界のセレブと交歓するメーガンとは対照的な、ケートの手作りディナーと白バラのバレンタイン。明らかに「メグジット(ハリーとメーガンの王室離脱問題)」騒動後の新しい英王室路線の演出が見えてきている。

 たとえばバレンタイン直前にウィリアムとケート、そしてチャールズ皇太子とカミラ夫人の4人が珍しく一緒に公務を行った。イングランド中部にある英軍の防衛医療リハビリ施設訪問である。リハビリ用のバスケットボールの練習に車椅子で参加したウィリアムを、皇太子が肩もみする父子の微笑ましい姿が大きく報道された。

 皇太子夫妻と2人の王子との関係は、ダイアナ妃との離婚、悲劇的な死、そしてカミラとの再婚の流れで、常にぎこちなさがつきまとってきた。だが、メグジットという英王室の危機に際して、そのイメージを180度転換させ、仲睦まじいファミリー、その中心に清楚で庶民的なイメージのケート妃の存在がクローズアップしてきたのだ。

女王の速断にはジョンソン首相の進言があった?

 今回の王室のイメージチェンジの仕掛け人が、意外にもボーリス・ジョンソン英首相だという見方がある。

「英女王は週に一度、首相の報告を受ける慣習ですが、ジョンソン首相の場合、型通りの報告から踏み出した相談が行われている節があります。英王室の一大危機をいかに乗り切るか。ジョンソンは大衆がなにを求めているか、瞬時に察知するのに長けた政治家です。今回の王室離脱問題では女王の速断にも首相の進言があったとみるべきでしょう」(首相の元同僚)

 英国論を二分させた英EU離脱(ブレグジット)騒動の仕掛け人が、メグジットでは事態の収拾に腐心しているとすれば滑稽だ。それも英王室の将来を案じているわけではなさそうだ。

「ジョンソン首相は徹底した現実主義者です。大切なのは”Meファースト”。いかに自分がEU離脱後の宰相として国際舞台で輝き続けることができるか。最大の切り札が英王室。そしてエリザベス女王は、英国主導の50カ国余りからなる英連邦のかなりの加盟国で今も元首なのです」(同前)

  英女王はじめ主要な王室メンバーが臨席する3月9日の英連邦記念日式典参加が, ハリーとメーガンにとって最後の「ロイヤル」な公務となる。

(坂井 明/週刊文春デジタル)

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