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アジアの航空会社、今年の収入278億ドル減も 新型肺炎で


[シドニー 21日 ロイター] - 国際航空運送協会(IATA)は、新型コロナウイルス感染拡大による航空需要の低迷を受けた減便で、アジア・太平洋地域の航空会社の今年の売上高が、278億ドル押し下げられるの試算を示した。

このうち大部分は中国の航空会社が被る損失とみられ、中国の国内市場だけで128億ドルが見込まれるとした。

航空情報会社OAGによると、中国の航空会社は今週、中国発着便および中国国内便の輸送能力を計画比8割削減している。

アジアの航空大手である香港のキャセイ・パシフィック航空<0293.HK>とシンガポール航空<SIAL.SI>は、世界で輸送能力を減らしている。

IATAは今年のアジア太平洋地域の旅客輸送量が8.2%減少すると予想。従来は4.8%増を見込んでいた。

ドジュニアック事務局長は、声明で「航空各社は輸送能力と、場合によっては路線の削減という難しい決定を行っている」と指摘。「燃料安が収入減の一部を補う見通しだが、航空会社にとっては非常に厳しい1年になるだろう」とした。

IATAによると、アジア以外の地域の航空会社はコロナウイルスの影響で15億ドルの収入減が見込まれている。利益への影響を数値化するのは時期尚早とした。

仏蘭航空大手・エールフランスKLM<AIRF.PA>は20日、新型コロナウイルス流行に伴う中国便の運航停止が4月まで続くとの想定の下で、同月までに利益が1億5000万─2億ユーロ(1億6200万─2億1600万ドル)下押しされるとの見通しを示した。

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