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2009年の新型インフルエンザ対応で大阪において移動制限をかけたが、別にパニックにはならなかった。後の効果検証では効果が裏付けられた。 - 2月20日のツイート

インフルエンザにはタミフル等で対応が可能。新型コロナ肺炎には、まだそのような薬がない。そこが決定的な違い。感染をゼロにするのは不可能。発生期の移動制限でピークカットをするしかない。流行期の移動制限は無意味。ただし移動制限に効果があるかは保障できない。だから政治の出番。

しかも新型コロナ肺炎の感染力はインフルエンザよりも高いということで専門家は一致。指数関数的増加となれば、新型コロナ肺炎のピークはインフルエンザのそれの何倍になるのか。数学者の出番。ピークカットさえできれば通常のインフルエンザ対応をするしかない。感染を甘んじて受けるしかない。

知事や市長の立場に立てば、貴殿のような理屈がまったく役立たないことがわかるでしょう。2009年の新型インフルエンザ対応で大阪において移動制限をかけたが、別にパニックにはならなかった。後の効果検証では効果が裏付けられた。頭の中で想像するだけではダメ。

新型コロナ)感染症対策を実際にやったことのない連中は、通常のインフルエンザと比べてたいしたことがないと言う。それはピークの視点を欠いている。通常のインフルエンザのピークに対しては今の日本の医療体制は耐えられる。しかし新型コロナ肺炎のピークに医療体制が耐えられるかは不明。ここが問題

新型コロナ肺炎はまだよく分からないものなので、ピークカットするために2、3週間、国全体で移動制限しましょう。うまくいけば日本の医療体制で対応できるのでその後は普通の生活に戻しましょう。うまくいかなければそれはそのときに考えましょう。新型肺炎の実体が分かればそれに合わせていきましょう

もしかすると移動制限は大袈裟なもので、やる必要がなかったかもしれない。そのときは国民に迷惑をかけましたと謝ればいい。次からはインフルエンザ同様の対応をすればいい。今はまだ未知。大袈裟な対応をとって徐々に解除するプロセスの段階。移動制限が空振りで終われば、それはラッキーで喜ぶこと。

今やそういう抽象的なことを議論している場合ではない。政府が言わなくても民間ではどんどんイベントの自粛が広がっている。重要なことは、イベントの自粛は発生期だけに効果があり3月の中旬くらいまでしか効果がないことを政府がしっかりとアナウンスすること。それ以後の自粛はあまり意味がない。

パニック・空振り論は、避難勧告・指示の出し方議論で決着済み。パニックに陥らないメッセージを出せばいいだけ。これは政治の能力。空振りは気にしないということも議論済み。今の現実は、政治を当てにしない民間で自粛が広まりだしている。ゆえに自粛は3月中旬までしか意味がないことを伝えるべき。

※この記事は橋下徹元大阪市長のツイートを時系列順に並べたものです。
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