- 2020年02月17日 11:38
アメリカの専門家は、クルーズ船を「感染のホットスポット」と表現した。 - 02月17日のツイート
2月16日現在の日本国内感染者:クルーズ船355人、検疫官1人、救急隊員1人、チャーター機帰国組13人、その他44人の計414人。これから「その他」が増えていく。400人超という数字を見ると、世界は日本が第二の感染源(epicenter)だと認識するだろう。日本への渡航禁止措置をとる国が出始めている。
深夜に、クルーズ船から米国人が下船して、羽田からチャーター機で帰国の途へ。結局、約40人が感染しており、日本の病院で治療。アメリカの専門家は、クルーズ船を「感染のホットスポット」と表現した。まさにウイルス培養器だったということである。今後、日本政府の対応が世界から批判される。
<読売新聞世論調査(14〜16日)>内閣支持率47(−5)%、内閣不支持率41(+4)%、新型肺炎対応:評価36%、不評価52%。今の国会の議論を見ていると、内閣支持率の上がりようがない。新型コロナウイルスの感染拡大で、さらに政府批判が強まるであろう。
3月1日に開催予定の東京マラソン、新型コロナウイルスの感染拡大が気にかかる。更衣室、号砲を待つ間、応援など、濃厚接触の場がある。東京の感染者は今19人。感染経路不明者もいる。今週いっぱい感染者増の状況を見て、中止という決定が必要になるかもしれない。残念だが、緊急事態なら仕方ない。
速報:昨年10〜12月期のGDP、年率換算でマイナス6.3%。消費税増税などが響いている。今後、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、さらにマイナスになっていく可能性がある。
速報:新型肺炎、中国の死者1765(+100)人、感染者は7万人を超えた。感染者増加率は減少傾向にあるとはいえ、湖北省の状態はなお危機的である。
厚労省のHPの新型肺炎サイトが誤訳だらけで外国人が閉口(今日の読売新聞も報道)。自動翻訳を使っているからで、政治家と業者の癒着も裏にありそうだ。重要な情報はプロの翻訳家に任せるべきである。拙著『スマホ時代の6カ国語学習法!』を読めば、外国語を馬鹿にしてはならないことが分かるはずだ。
※この記事は舛添要一氏のツイートを時系列順に並べたものです。