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副業って実際どうなの?「残業規制によりダブルワークせざるを得ない」という人も

賃金の問題から副業せざるを得ない人も
賃金の問題から副業せざるを得ない人も

副業解禁から早2年が経過した。現在は副業を認める会社も増えつつあるようだが、企業口コミサイト「キャリコネ」には、

「上司が副業をしているのを隠していて、残業や休日出勤もせずに仕事を丸投げしてきた」(生産・製造技術/30代後半/男性/正社員/年収260万円)

といった声も寄せられている。2018年に、働き方改革より先走る形で副業が解禁となったがが、実情はどうなのだろうか。(文:鹿賀大資)

「給料が増えないので、手軽に稼げるデザイナー職の間では副業が蔓延しています」

「休日の多さと残業がないという部分はホワイトだと思う。でもここだけの給料で生活していくのは、なかなか難しいように感じました。副業が認められバイトをしている社員の方は多くいます」(物流サービス/20代前半/男性/正社員/年収270万円)

「給与水準が低い部分を残業でカバーしていたが、残業規制によりそれすら行えない状況である。社員の一部は、ダブルワークをしている人間もいる」(その他/30代前半/男性/正社員/年収400万円)

「PS2時代からのコアメンバーがいるので、まずリーダー等にはなれません。PS3の頃に入社した若手も今は30代後半ですが、皆サブリーダー止まり。給料が増えないので、手軽に稼げるデザイナー職の間では副業が蔓延しています」(CGデザイナー/40代前半/男性/正社員/年収650万円)

会社で副業が認められているものの、低賃金により"副業せざるを得ない"状況という声が目立った。中には、働き方改革による残業規制が副業につながる声もあった。これではせっかくの大改革も本末転倒といえるだろう。

副業をしやすい会社の特徴「ワークライフバランスを重視」

では、"せざるを得ない"状況ではなく、副業を認める会社とはどのような環境なのだろうか。

「ワークライフバランスを重視する社会福祉法人のため、習い事をしている職員、資格取得を目指している職員なども多い。副業も禁止されていないので、現在の時代の流れに乗っている」(その他/40代後半/女性/正社員/年収500万円)

「とにかくシフトに融通が利くため、ダブルワークなど希望される方には最適」(コールセンタースタッフ/30代前半/男性/契約社員/年収300万円)

「シフトの融通は可能ですし、ダブルワークや子育て中の方も多いので、フレキシブルに働けます。上司によっては細かい相談もできます。支援環境があるから、働きながらの資格取得、キャリアアップやステップアップが可能です」(介護・ケア関連職/50代前半/女性/契約社員/年収200万円)

従業員の希望に配慮した勤務体制が備わる会社は、副業をしやすいようだ。そうすると会社が副業を認める際は、必要最低限以上の人員を確保しておくことが必須条件といえるだろう。

その際には、一部の社員に負担が集中しない配慮も欠かせない。今後、さらなる副業解禁が進むことで、「働き方の選択肢が増えた」という声も聞こえてきそうだ。

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