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日経平均は反落、新型肺炎の患者急増 投資家心理冷やす


[東京 13日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均株価は反落。寄り付き直前に中国・湖北省で新型肺炎の新たな感染者が急増したと伝わり、楽観ムードに水を差した。前場引けはプラスを確保したものの、日中を通じて投資家心理は大きく上向かず、後場はマイナス圏で一進一退となった。

朝方は前日の米株高などを背景に2万4000円台への回復が期待されたが、中国・湖北省の衛生当局の発表で、リスクオンムードがしぼんだ。同局は、新型肺炎による死者数が12日時点で1310人になったと発表。確認基準の変更もあり、感染者数が急増した。

個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が5.09%安となり、指数を約63円押し下げた。前日は傘下の米スプリントの合併案件が前進する動きとなったことで大きく買われたが、きょうは孫正義会長が計画している「ビジョン・ファンド2」に大口投資家が出資を拒否と伝わり、嫌気された。

一方、ファーストリテイリング<9983.T>は2.33%高、東京エレクトロン<8035.T>は2.11%高としっかりした動きとなり、日経平均の下値を支えた。

TOPIXは4日続落。東証33業種では、鉄鋼、パルプ・紙、機械、情報・通信などの21業種が値下がり。金属製品、空運、石油・石炭などの12業種が値上がりした。

日経平均をTOPIXで割ったNT倍率は一時13.94倍まで上昇。1992年4月以来約27年ぶりの高水準を付けた。「日経平均はここまで半導体や電子部品関連など値がさのハイテク株がけん引してきた一方、TOPIXは銀行や自動車など時価総額の高い銘柄の影響を受けやすく、両指数の格差につながっている。日経平均が先物の買い戻しで上昇してきたことも大きい」(国内証券)との声が出ていた。

個別では、システムサポート<4396.T>がストップ高比例配分。足元の好業績や自社株買いの実施、2020年6月期の年間配当予想の増額修正などが材料視された。一方、エン・ジャパン<4849.T>はストップ安比例配分。20年3月期業績見通しを下方修正したことが嫌気された。

東証1部の騰落数は、値上がり878銘柄に対し、値下がりが1190銘柄、変わらずが91銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      23827.73 -33.48

寄り付き    23849.76

安値/高値   23,784.31─23,908.85

TOPIX<.TOPX>

終値       1713.08 -5.84

寄り付き     1715.60

安値/高値    1,708.98─1,717.10

東証出来高(万株) 123541

東証売買代金(億円) 23771.37

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