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大学改革WT提言まとめました


私が事務局長を務める党の大学改革ワーキングチーム(座長:鈴木寛元文部科学副大臣)の提言がまとまり、本日、党の文部科学部門会議において報告させていただきました。

内容は、社会のニーズに則した大学への改革を促すもので、各論は端的にいうと次の四点に集約されます。第一に大学入試改革、第二に社会に役立つ人材育成を進める大学づくり、第三に知の拠点としての大学の研究機能強化、第四に大学の基盤強化、という柱です。

高校生は、どうしても大学入試に目標を合わせた勉強を行います。ただ、英語などは一番典型的ですが、試験のための英語とリアルに使う英語が違うことはよく指摘されてきましたけども、こうした点は今日まで、なかなか改善されてきませんでした。また、単なる暗記型択一試験の弊害が指摘されながらも、一向になくならない大学があるのも事実です。基礎知識はもちろん重要ですが、本質的な人間の力は、択一試験ばかりで図れるはずはありません。こうした課題をより前向きな解決を促す提言をさせていただいています。

また、工場の海外移転なども影響しているのでしょう、高卒の求人が30年ほど前は200万人以上であったのが、最近は20~30万人に低迷し、逆に医療系を中心に高等教育を受けた人材の需要は増えています。しかし、特に看護士などはその需要に追い付いていない現状があります。本来は、社会のニーズに合った人材育成をするのが高等教育の役割ですが、その旗振りを十分に国や都道府県が果たしてこなかったと認識しています。その反省も含め、今後は行政と大学や専門学校がより密に連携をして、社会のニーズに沿った人材育成を進める方向に誘導していきたいと思います。

皆さんにも提言を是非ご一読いただき、ご意見をいただければ幸いです。(今日中に私のホームページにリンクを貼ります)。人材育成は、間違いなく、未来の国づくりに大きな影響を及ぼします。今回、それなりにエッジを立てた提言になったと自負をしています。今後、これをさらに良いものにできるように高め、そしてもっと重要なのが、単なる提言に終わらず、実際の現場に落とし込んでいけるように、しっかりと活動してまいりたいと思います。

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