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ホンダ、4代目「フィット」への期待

ホンダは現在、四輪事業の立て直しに全力をあげています。八郷体制は今年で6年目を迎えますが、前社長の伊東孝紳氏が進めた四輪事業のグローバル販売600万台の拡大路線の弊害は、なおもホンダを苦しめているように見えます。



ホンダは7日、2019年4~12月期の連結決算を発表し、連結売上げ収益が四輪事業における販売減少などにより、3兆7475億円と前年同期とくらべて5.7%の減収となったことを発表しました。

「国内販売は、新型『N‐WGN』の部品供給制限の影響などにより、前年同期を下回りました」と、7日の決算会見の席上、副社長の倉石誠司氏は述べました。

振り返ってみれば、昨年のホンダは、数々の災難に見舞われたといえます。まずは、全面改良した新型「N‐WGN」が8月の発売から1か月あまりで、電子制御のパーキングブレーキに関する不具合が原因で生産と販売の取りやめに追い込まれたんですね。

つづいては、昨年11月に発売予定だった新型「フィット」に問題が発生しました。「N‐WGN」と同じ電動パーキングブレーキを使っていたことから、発売が延期されることになったんですね。

「一部の別モデルで設定していた電動パーキングブレーキにすべて置き換え、対応します」と、社長の八郷隆弘氏は昨年10月23日、東京モーターショーのプレスデーで説明しました。

「フィット」といえば、現行モデルの3代目も発売当初から不具合が発覚し、1年間で5回のリコールを出したことが思い出されます。度重なるリコールは、その後の新型車の投入の遅れを招きました。ホンダの四輪事業は、それによって大きな痛手をこうむったわけですね。

この2月、昨年11月に発売が予定されていた新型「フィット」が、いよいよ発売されますが、果たして、どのように受け止められるか。

というのも、同月、トヨタは主力小型車「ヴィッツ」を全面改良した「ヤリス」を発売し、コンパクトカーのガチンコ勝負になるからです。

ホンダにとって、正念場といっていいでしょう。

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