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コロナウイルス対応など

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 石破 茂 です。

 当然のことながら予算委員会はなるべく離席せず、質疑を聴くようにしておりますが、かつての予算委員会とは随分と様変わりしたように思われます。かつて自民党予算委員は、理事は勿論のこと、委員もほとんどが大臣経験者という重厚な構成で、当選期数の若い議員は差し替えで座る以外、まず予算委員会には所属出来なかったものですが、良し悪しは別として今は期数の若い議員の姿が目立ちます。閣僚経験者が質疑に立つ機会も少なくなっているようです。

 野党がこの有り様である現状においては、与党、とりわけ自民党の中から政府をチェックする姿勢を示すことが重要です。政府も無謬でない以上、答弁の内容や論理構成で改善すべき点は糺していかなくてはならないのであり、あらゆる答弁に「よし!」とか「そのとおり!」などという与党席からの合いの手が入ることには少しく違和感を覚えます。

 発言の機会のないままに予算委員会に座っているのはやや負担ではありますが、質問者の質問や、総理・閣僚の答弁を聞いていて、自分ならどのように問い、どのように答えるかを考えるのはとても勉強になります。かつて安全保障委員会の理事を務めていた時、当時の久間章生防衛庁長官の隙の無い、緩急をよく弁えた答弁からは多くのことを学び、貴重な糧を得ました。

 我が国は現在、中国からの入国者について湖北省からの方の入国拒否としていますが、同省の他にも、感染が蔓延しつつある地域へ拡大することも早急に検討すべきです。併せて医師不足や対応機材の不足が深刻となっている中国への支援はさらに積極的に行わなければなりません。狭隘な嫌中論より、その方がよほど国益に適うものと考えております。また前回、憲法改正の緊急事態条項との通底性を指摘しましたが、この機に乗じて緊急事態条項の議論を俎上に載せるべきものでもありません。それではかえって議論の真っ当な進捗を遅らせることになるものと考えております。

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