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【新型コロナウイルス】マスクに続いて「手ピカジェル」など消毒用アルコールも品薄・売り切れ状態に メーカーに供給状況を聞いた

「新型コロナウイルスにアルコール消毒は効かない」というツイートが拡散し、厚生労働省が2月6日にこれを否定した。

厚労省は「【ご注意ください!】 #新型コロナウイルス 予防にアルコール消毒は効果がないという情報が広がっていますが、これは誤った情報です。厚生労働省では、咳エチケットや手洗い、うがいなどと並んで、「アルコール消毒」を行っていただくよう、国民の皆さまにお願いしています。」とツイート。アルコール消毒を奨励した。

品切れ続く消毒用アルコール、ネットでは市場価格以上での流通も

ところが、2月7日時点では消毒用アルコールの入手は容易ではない。東京・新宿近辺のドラッグストアを複数回ったところ、マスクや除菌グッズなどの衛生用品はほぼ売り切れ状態。店員に手指の消毒用アルコールの在庫状況を聞くと、「連日発注はかけているものの、いつどこにどれだけ入荷するかはわからない」「入荷の見通し等は全くたたない状況」と販売店側も苦労している様子だった。

店側も対策をしていないわけではなく、こうした商品は「1人1個まで」などの購入制限をおこなっているが、急激な需要増には間に合っていないようだ。

何件もドラッグストアを回って入手できたのは1つだった

一方で、インターネット上で消費者が独自に商品をやり取りする「メルカリ」などでは、市場価格よりも高い値段で消毒用アルコール製品が出品されている。先日、予防のためのマスクの流通については、「社会通念上適切な範囲での出品・購入にご協力をお願いいたします」とメルカリ社が異例の発表をするにいたったが、それ以外の製品については今のところ言及はされていない。また、メルカリだけでなく、Amazonなどでも高額な値段で販売されているのが確認できた。

メルカリでは市場価格よりも高い値段での出品がおこなわれている

品薄の「手ピカジェル」は増産体制取るも、供給についての正確な見通しは立たず

こうした状況を、消毒用製品を販売するメーカーはどのように見ているのだろうか。

手指のアルコール消毒用ジェル「手ピカジェル」を製造・販売する健栄製薬の担当者は編集部の取材に対し、「増産体制は取っているものの、供給は間に合っていない状況」「国内の感染状況などによって需要が変化するため、今後も正確な見通しは難しい」と述べるにとどめた。

今回の新型コロナウイルスの消毒については「エタノール80%以上のものであれば、効果はあると考えられる」といい、製品にこだわらずアルコール消毒をすることが重要だと語った。

あらためて重要な「咳エチケット」や手洗い、うがい

マスクや消毒用グッズなどが手に入らないなかで、一般消費者がいますぐにできるのは厚労省が述べたとおり、「咳エチケット」やうがい、手洗いとなる。咳エチケットはもし自分が感染していた場合、新たな感染者を増やさないためにも有効だ。咳やくしゃみをする際にはしぶきが周囲に飛ばないように配慮しつつ、こまめな手洗いをおこなうことが重要だろう。

厚生労働省

厚生労働省

このほか、新型コロナウイルスに関するQ&Aは厚生労働省のサイトで逐一更新され、発表されている。気になることがあれば、ぜひ参考にしてみて欲しい。

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