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【私の主張】観光産業の創造を ○○(各分野)から観光を考える。 ~党和歌山県第1選挙区支部長 かど 博文(46)~

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紀州東照宮の「和歌祭り」に参加した
門博文支部長

 昨年4月に党和歌山県第1選挙区支部長に選任されるまで私は23年間、会社勤めをしてきました。サラリーマン時代のほとんどを観光産業に身を置き、5年間はホテルを中心とした会社の社長の仕事をしました。わが国の今後の成長分野と期待される観光について今後はぜひ、政治の側から取り組んでいきたいと考えています。

 昭和29年、松下幸之助氏が「観光立国の辯」という論文を発表されています。日本は世界で一、二を争う観光資源に恵まれており、日本にもっと外国人旅行客を誘致し、観光立国を推進することで経済的に、そして世界平和に寄与することを謳い、そのために、観光予算の拡大、観光省の創設、観光大学の必要性を指摘しています。

 翁の先見の明には敬服せざるを得ませんが、それから60年近くがたった今、この主張をどれだけ実現できているのか。

 わが国はアジアの極東に位置し経済的に成熟した欧米地域とは地理的に離れております。航空機時代が到来した今も10時間を上回る移動時間を必要とし、この地域から多くの旅行者に日本を訪れてもらうのは確かに物理的に難問であります。

 しかし近年、中国、韓国を中心にアジアの近隣地域が経済的勃興を成し遂げ、より多くの人々が家族や職場の仲間で「海外旅行」に出かけようという状態ができてきました。「近い」ということは気軽に頻繁にということに通じます。

 外国人旅行者をターゲットにしたわが国の「観光立国」がいよいよ本格的に前進していく時が到来したのです。観光庁も訪日外国人旅行者を13年までに1500万人、16年までに2000万人にするという目標を掲げ取り組んでおります。観光産業に従事している者のみならず、国民全体が「一人称」で観光を産業としてとらえ考えなければ、この大目標は残念ながら達成できません。

 私は「観光」は世の中のほとんどの分野に当てはめてその可能性を探れるキーワードだと思います。最近では各大学に「観光学」を学ぶ学部も誕生しておりますが、これほど全分野と関係性を持てる学問もないのではないかとも感じております。

 観光を考える場合、ともすれば観光産業に従事している側、すなわちホテルや旅館業、鉄道やバスなどの輸送業、土産物などの商売をされている方などだけで議論されがちですが、全く異分野の方々と連携することこそ大切であると思います。

 「○○から観光を考える。」――農業から、漁業から、医療から、町工場から。最近では臨海地区の工場群の夜景まで観光資源としての価値を認められているようです。「○○」に様々な言葉を当てはめることで、新しいビジネスや地域や地方の可能性を発見できるのではないでしょうか。

 観光というキーワードで地域を一体的に発展させていくこと、真の観光産業を創造していくことが必ずできると信じています。


門 博文(かど・ひろふみ)

 昭和40年8月18日生まれ。63年和歌山大学経済学部卒業。松下興産株式会社入社。平成18年ロイヤルパインズ株式会社取締役社長。故松下幸之助氏が創業した会社の現場で「松下イズム」を実践して学ぶ。現在は党和歌山県第1選挙区支部長として「民間企業での経験を生かし経営感覚で政治の生産性を高めよう」と訴えて活動中。家族:妻、娘3人。趣味:料理、土いじり。

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