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財新の1月中国製造業PMIは51.1、5カ月ぶり低水準 予想下回る


[北京 3日 ロイター] - 財新/マークイットが発表した1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.1と前月の51.5から低下し、5カ月ぶりの低水準となった。市場予想の51.3も下回った。

景況改善・悪化の分岐点となる50は6カ月連続で上回った。

財新のデータは、中国国家統計局が31日発表した1月のPMI(50.0)と比べ、やや楽観的な内容となった。

ただ、新型コロナウイルスの感染拡大による影響はまだ反映されていないとみられる。

感染拡大により、過去1週間には広範囲にわたって移動制限が敷かれたほか、厳しい予防対策も導入され、旅行業界や小売業界はすでに影響を受けている。

春節(旧正月)休暇で帰省していた出稼ぎ労働者の職場復帰に支障が出る可能性もある。また主要生産拠点の一部を含む複数の地域では企業がさらに1週間あるいはそれ以上の休業を指示されている。

CEBMグループのマクロ経済分析部門ディレクター、Zhengsheng Zhong氏は「短期的に中国経済は新型肺炎の感染拡大による影響を受けるだろう」と指摘。政府の追加支援が必要になるとの見方を示した。

同氏は、内需と外需の改善が限定的にとどまったことから一部の企業は在庫を積み増さなかったとみている。

3カ月連続で50を上回ってきた新規輸出受注指数は50を下回る水準に低下。生産指数と新規受注指数は50超を維持したものの、前月から低下した。

雇用指数は昨年10月以降初めて50を下回った。

ただ、新型コロナウイルスの感染拡大を巡る懸念が広まったのは1月下旬に入ってからで、企業信頼感は1月中旬の米中の「第1段階」通商合意署名に支援され、22カ月ぶりの高水準となった。

2019年の国内総生産(GDP)伸び率は米中貿易戦争を背景に、6.1%と1990年以来29年ぶりの低水準だった。

重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した2002─03年には中国の成長率は数カ月間に2%ポイント低下したが、流行が収まった時点で早期に上向いた。ただ当時は全般的に内需、外需ともに現在よりも良好だった。

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