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新型肺炎「時々刻々変わる状況に政府は対応。あらゆることを前倒しで、できることは最大限やっていただきたい」枝野代表

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 枝野幸男代表は31日、定例の記者会見を国会内で開き、冒頭、(1)新型コロナウイルスによる肺炎(2)予算委員会の質疑――について発言しました。

 新型コロナウイルスによる肺炎について国内外の不安が広がっている状況のなか、「緊急事態で時々刻々変わる状況に政府は対応しておりますので、今の段階であまりいろいろなことを、特に表で申し上げるべきではない」と語るとともに、党として早い段階から災害対策局や厚生労働部会を中心に厚生労働省に対してさまざまな提言を直接事務レベルで申し上げていると報告しました。また政府に対して「今後もできるだけあらゆることを前倒しで、できることは最大限やっていただきたい」と話しました。

 予算委員会については、「安倍総理を守るための政府の情報隠しとごまかしが、この一週間でさらに明確になった」として「政府、あるいは総理の発言がまったく理屈に合わず日本語になっていない」「(政府提出の資料の)中身の信憑性自体が信用できない」ということでは、どんな対策・政策を打っても国民の理解は得られないと指摘。こうした状況の政府を1日も早く倒していかなければならないと改めて感じたと語りました。

 記者からの主な質問とその回答(要旨)は以下のとおりです。

Q:維新の馬場幹事長が緊急事態条項の新設について発言。感染症対策と憲法改正を関連付ける発言だが、枝野代表は、感染症対策として緊急事態条項を設置する必要があると思うか

 現行法でできることを適切に行ってこなかったのではないかという疑問を先ほど申し上げました。現行法でできることはまだまだたくさんあります。そして感染症の拡大防止のために必要な措置は、敢えて申し上げれば、あらゆることが現行法制でできます。これを運用するかどうかという行政判断の問題。憲法とはまったく関係ありません。悪ノリというか悪用というか、場合によっては本当に大変な危機になりかねない、あるいは人命に関わっている問題を憲法改正に悪用しようとする、そういう姿勢が許されないんだと思っています。

Q:関連で、自民党の伊吹元衆院議長も緊急事態条項についての発言をされていまが、憲法審査会に今回のような発言が影響を与えるか

 先ほど申し上げたのは、どなたか特定の発言を前提に申し上げたのではなく、この間そうした趣旨の発言がいろいろな方から出てるくることに対してのお答えですので、同じ答えであります。

 憲法審については、まずCM規制をちゃんとやっていただくというフェーズですので、直接は関係ありません。

Q:昨日の石川大我議員の質問に、安倍総理は同性婚を認めるには憲法改正が必要だという趣旨の発言があったが、受け止めを

 そうおっしゃる方たちも現行憲法が制定された時点では同性婚が想定されていなかったことをお認めになっています。これは政府の見解だと思います。想定されていなかったので禁止もされていない。これはまともな法律家であれば常識です。違うことをおっしゃる方はまともな法律家ではないということです。

Q:先日、立憲は不妊治療のWT(ワーキングチーム)を立ち上げましたが、党としてこの問題にどう取り組んでいくのか

 できるだけ早く具体的な結論を示し、各党に呼びかけて実行していきたい。これが最優先だと思っています。保険適用がいいのか、それともいわゆる補助金・助成金的な形がいいのかは、正直いって一長一短があり、どちらの方が間違いなく望ましいということが言いにくいところがあります。これはワーキングチームで当事者の皆さまなどのご意見も聞いて、しかもできるだけ早く前進できるような方法をとっていくことで、とにかく前に進めたい。

Q:国民民主党との合流が当面見送りになったことで、自民党公明党に対抗する野党勢力をどのように結集していくのか。また、代表選規定について、どのように策定していくか

 日本では小選挙区制度の導入以降、一度も単独政権はない、連立政権が現実的であるという趣旨のことを申し上げ続けてきました。そのことと私が共に戦うというお呼びかけをしたことは直接関わりがありません。そして現に、今も、今日も国対では共に戦っております。

 代表選挙規定については、社民党さんがどういう時期にどういう判断をされるかという問題はありますが、社民党さんの状況・事情も理解をしていますので、それも頭の片隅に入れながら、今のわが党の構造の前提で、できるだけ早く結論を出していただこうということで検討委員会にはお願いしようと思っています。

Q:国対では共に戦っているという今の発言に関連し、昨日の参院での補正予算の採決で、共同会派では反対との方針を決めていたかと思うが、一部国民民主党の議員で賛成票を投じる方がいた。こういう状況で共同会派で共に戦っていると言えるのか。また今回のいわゆる造反に対し、会派として何らかの対応する方針はあるのか

 立憲民主党については、衆参共にみんなで決めたことはみんなで守るということで、決定してやらせていただきました。衆院においても同じような事が出来たと思っています。ひとえに国民民主党がまず党内でしっかりとけじめをつけていただきたいし、こうしたことにけじめをつけていただけないと、なかなか共に戦うことは難しいだろうなと思います。

Q:社民党に関して、いつまでという期限を設定する考えはあるのか

 交渉ではなくて話し合いをしておりますし、今円満に前向きな幹事長間の話し合いをしていると承知をしておりますので、外で何か申し上げるべきではないと思っています。

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