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新型肺炎の猛威

 中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が続き、加速度的に死者と重傷者が増え続けている。

 政府はチャーター便を出したが、29日の第1便で帰国した日本人206人のうち男女3人が感染していることが分かった。

 中国共産党機関紙の発表によると31日現在8000人超が感染したとあるが、日本人帰国者の1%以上が感染している状況を見ると、そんな数字ではなくもっと膨大な数に上るのではないか。武漢市の人口1100万人、仮に1%とみたら、実に11万人になるのだ。

 習近平国家主席の防疫に向けた異例の声明、団体旅行の禁止をはじめ、特に武漢市は運転まで禁止の封鎖都市になったことを考え合わせると、事態はもっと深刻なはずである。すでに春節で延べ30億人が移動している、武漢閉鎖の前には500万人が市外に出ている。

 世界各地に広がっている状況についての世界保健機関(WHO)の反応は鈍い。世界に警鐘を乱打し、特に中国の隠ぺい体質に厳重注意を与えるぐらいのことをやらなければいけない。

 日本政府の対応も遅い。チャーター機の費用を一度は約8万円利用者に請求する予定であったが、批判を受けて政府負担を検討中(31日現在)とか、緊急事態に対して国が責任を持って対応するなど当たり前ではないか。帰国者に各国は2週間隔離が主流というが、日本では対応できず、千葉県内のホテルに宿泊させた時2人の相部屋した。これでは第3次感染が広がる可能性が高い。

 丁度第1便が到着の頃、国会の予算委員会で蓮舫議員は一切触れず、もっぱら桜を見る会の追求ばかりであった。政府への協力姿勢の全く希薄な野党の姿には憤りを感じる。

 ぜひ、国を挙げて対策に真剣に取り組むことを訴えたい。

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