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フリーランス連絡会が国会記者会館への立ち入りを求める申し入れ

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東京・永田町の首相官邸前の交差点に「国会記者会館」(写真)がある。土地と建物は国有だが、「国会記者会」(記者クラブ)が無料で独占的に使用している。税金の使われ方としていかがなものかという議論は当然ある。

 従前、ここをフリーランスの取材の足場にも使用させてもらいたいと、国会記者会に要請する動きは見られた。しかし、国会記者会は「自分たちは政府と信頼関係があるが、フリーランスにはない」などとして、使用を認めなかった。

 最近、にわかに国会記者会館をフリーランスにも開放するよう求める動きが加速してきた。というのも、毎週金曜日、首相官邸前で反原発の抗議活動が行われており、それを取材するさい、国会記者会館の土地や建物に立ち入ることができれば、様々な利便が受けられるからだ。

 例えば、写真1枚撮影するにしても、国会記者会館の屋上が使用できれば、俯瞰的な構図が描ける。実際、国会記者会加盟の新聞やテレビは、そういう撮影の仕方をしている。

 7月17日、筆者も事務取り扱いの1人に名前を連ねる「フリーランス連絡会」は国会記者会に対し、「本会所属の記者2名、カメラマン2名が国会記者会館の土地や建物に立ち入り、取材することを許可してください」とする申し入れを行った。「なお、カメラマンが撮影した静止画や動画については、本会所属以外のフリーランスにも無償で提供します」としている。

 回答期限は19日の木曜日の18時。「申入書」全文は下記。

~~~~~~~~~~

申入書

 国会記者会御中

2012年7月17日

 フリーランス連絡会(以下、本会)は、2011年10月、政府と東京電力の共同記者会見に参加を認められたフリーランスで結成されました。当初、極めて限定的だったフリーランスの参加条件について、これを緩和するように、細野豪志・原発事故担当大臣や園田康博・内閣府大臣政務官と直接交渉してきました。

 同年12月、共同記者会見は廃止されましたが、その後も、本会は福島第1原子力発電所の現地取材を巡るフリーランスと政府・東京電力との交渉や連絡の窓口として機能してきました。2012年5月26日の現地取材には、本会所属の2名が参加しています。

 近時、毎週金曜日に首相官邸前で反原発の抗議活動が行われ、社会的な関心を集めています。そこで、福島第1原発事故に関するフリーランスの取材の権利を守るのが目的の本会から、以下の申し入れを行います。

 【本会所属の記者2名、カメラマン2名が国会記者会館の土地や建物に立ち入り、取材することを許可してください。なお、カメラマンが撮影した静止画や動画については、本会所属以外のフリーランスにも無償で提供します】

 ご回答は7月19日18時までにお願いいたします。

 フリーランス連絡会
 事務取り扱い 佐藤裕一 畠山理仁 寺澤有(担当、回答先)

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