- 2020年01月30日 21:55
外国人観光客が爆発的に増えたのに、現在の感染症法・検疫法がそれに全く追い付いていない - 1月30日のツイート
(新型肺炎)邦人帰国のチャーター便に乗れず武漢に残された日本人がいるとの報道があった。これは絶対に違う。チャーター便内での感染を恐れてのことなら、感染者のためだけのチャーター便を飛ばして、日本の病院での治療を受けてもらうべきだ。
どうも役人の判断はおかしい。ここまで機内の感染を恐れるなら、まず中国人観光客の入国を保留しなければならないのに、それは法的根拠がないからといってやらない。ところが今回の邦人感染者のチャーター便搭乗拒否は、法的根拠がなくてもやる。日本人を守るという意識が日本政府に弱い。
(新型肺炎)毒性や感染力について徐々に情報が明らかになってきた。冷静になるべきと主張する専門家の意見には同意。ただしチャーター機で帰国した日本人に対して行っている政府の対応(検査・病状観察・できる限りの外出抑制要請)は、日本人のみならず武漢や感染地域からの入国者全員に行うべきもの
入国者全員にそれができないなら、入国を一時保留しなければならない。法律の根拠がないこと、冷静になるべきことを理由に入国一時保留をしないのであれば、チャーター機の帰国日本人にも何もやるべきではない。外国人観光客が爆発的に増えたのに、現在の感染症法・検疫法がそれに全く追い付いていない
訪日外国人の爆発的増加に対する日本政府の感染症対応の在り方、すなわち感染症法・検疫法の在り方こそ国会での最重要議論マタ―だ。今の法律はあまりにも機動力がなさすぎる。政府にもっと権限を与えて国会が承認するかたちを導入すべき。今は全て法律の文言に書かなければならないかたちになっている
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これは違う。憲法を守れ!と強く言っているひとたちが何を言う!国民への身体的強制を伴うものは法の根拠が必要だ。国会議員が徹夜して法律を作ればいいだけ。今の国会は何をしている!法律もないのにこんなことができるなら中国人観光客の入国も保留できるでしょ? https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/1222743632194596867…
先ほど官房長官にも提案したが、チャーター便の8万円の旅費を公費負担するかわりに、検査を受けることを義務づけたらどうかと。法的拘束力がないからと、できない理由を述べるのではなく、やれることを前向きに検討してもらいたい。ぜひ。
— 玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) January 30, 2020
刑事訴訟法の考えをしっかり勉強された方がいい。入国を保留することは検査ほど身体的強制を伴わないのに、法の根拠がないからできない。国会議員はとにかく必要な法律を徹夜して作れ!
※この記事は橋下徹元大阪市長のツイートを時系列順に並べたものです。
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