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TwitterとFacebook、信用しなくてもハマっていく

 この2年間、TwitterやFacebookなどに代表されるソーシャルネットワーキングのサービスが、爆発的な勢いでユーザー数を増やしてきた。米国の動きで注目すべきは、単にユーザー層のすそ野が広がっているだけではなくて、日常生活に深く浸透してきたことである。

 Experianが発表した「2010 Social Networking Report」で、米国におけるソーシャルネットワーキングの利用状況を眺めてみよう。最初のグラフは、最近30日間にSNSを訪れたユーザーの割合を、年齢層別に示している。米国のインターネットユーザー(大人)の66%が、2009年秋にSNSを訪れていた。07年秋には20%、08年秋には53%であったのが、09年には66%に跳ね上がったのだ。50歳以上のユーザー層の急増ぶりも見逃せない。07年秋には7%しかSNSにアクセスしていなかったのが、08秋には27%、09年秋には41%にも増えている。

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 最近SNSをアクセスしたユーザーにSNSの利用目的を聞いた結果によると、88%は友人と連絡を取るため、73%は娯楽のため、70%は家族と連絡を取るため、68%は人との再会のためとなっている。実世界に入り込んだ利用が多い。50歳以上のユーザーが増えているのも、家族との連絡に利用する人が増えたためであろう。


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 ユーザー数が増えているだけではなくて、各ユーザーの利用頻度や滞在時間も増えている。この1年間だけでも、一日当たり複数回もSNSをアクセスするユーザーの割合が増えている。つまり、SNSにハマっている人の割合が増しているということか。

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 次は別の調査より。FacebookとかTwitterを信用できるかという調査である。Zogby Internationalが米国の大人のインターネットユーザーを対象に実施した調査によると、Facebookを非常に信用しているユーザーの割合は13%で、Twitterになるとわずか8%であった。若い年齢層(18歳ー29歳)だけで見ると、Facebookが20%でTwitterが15%と、信用する割合がアップする。それでも、AppleやMicrosoft、Googleに比べると、信用されていない。以下の表で、The Mediaとあるのは伝統メディアのことのようだが、8%とはちょっと低すぎるのでは。
 

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(ソース:Zogby International)

 上の二つの調査結果からまとめると、TwitterやFacebookは信用できないところがあるにもかかわらず、中毒性が強くどっぷりとハマってしまう、ということか。


◇参考
Study: 43% of Online Americans Addicted to Social Networking(The Steve Rubel Stream)
Zogby Interactive: 49% of U.S. Adults Trust Microsoft, Apple & Google(ZOGBY INTERNATIONAL)
Free Report | 2010 Social Networking Report(Experian)
Tech firms more trusted than Facebook: poll(Reuters)

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