- 2020年01月27日 10:30
雪道でのABS作動の恐怖 かえって安全を阻害している
古い車にはありませんが、現在の車にはABS機能が装備されています。
私は以前、平成5年式の車を使っていたのでもちろんABSなどありませんでした。
4年前、平成23年式に買い換えました。平成5年式が故障したからです。
「車を買い換えました」
それにしても日本車は丈夫です。10万キロも走るともう価値なしみたいに言われることがありますが、そんなことはありません。
それはともかく、最初、私はABS機能がついていることを知りませんでした。ブレーキを掛けるとギギギとブレーキが掛からないことがあり、最初は故障かと思い、購入先に確認して初めてABSを知るところとなりました。
ABSの目的は急ブレーキによるタイヤロックを回避し、ハンドルによる制御の余地を残すためのもの、と理解していたのですが、私は急ブレーキを掛けることなどまずありません。それなのにABSが作動してしまうことに非常に戸惑いました。
特に雪道です。本当に低速5~10キロで走行し(エンジンブレーキで減速)、そして停車しようとブレーキを掛けるとABSが作動してしまい、ブレーキが掛からないのです。この速度でハンドル制御などいりません。とにかくブレーキさえ効いてくれれば止まるのですが、ABSがブレーキを拒否した状態です。

本当に怖かった、前に車が停車中であれば追突ですし、歩行者が歩いていれば歩行者を巻き込んだ事故になります。
ABSが作動してもブレーキをさらに踏み込む、しかし、かなりの力が必要です。力のない方が適切に運転できる構造なのでしょうか。
急ブレーキをかけてABSが作動した場合と雪道を低速で走行していて作動した場合とは全く異なります。
その場合は、一旦、ブレーキを離して、再度、ブレーキを掛けます。本当にABSが必要な機能なのかどうか疑問に思わざるを得ません。
タクシーの乗務員の方に聞いてみました。
同じ答えでした。雪道ではABSがない方がよほど安全だと。
ABSが原因で雪道で事故が起きていることはないのでしょうか。
参照
「テストドライバー直伝!雪道を安全にドライブするコツ」