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  • mkubo1

欧州もデフレモードに突入か

インフレばかり気にしているECBというかドイツなのですが、ブルンバーグに次のような記事がありました。

7月13日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)政策委員会では「かなりの数」のメンバーが、景気見通し次第では中銀預金金利をマイナス圏に引き下げる構えだと、メドレー・グローバル・アドバイザーズが指摘した。

メドレーは13日発表した投資家リポートで、「一部メンバーは預金者への影響や預金流出のリスクを懸念しているものの、0.25%またゼロ%の金利で機能しなくなった短期金融資産が、マイナス0.25%の金利で一層ひどい状況になることはまずないとの意見でおおむね一致している」と記した。

一部メンバーはマイナス0.50%に引き下げても「過度にネガティブな」副作用をもたらさないと考えているようだともメドレーは指摘した。

リポートはただ、メンバーらは入手するデータの分析を待つ方針で、9月より前に追加緩和の決定を下す可能性は低いとの見方を示した。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M744LQ6S972N01.html

先日のECB理事会で、付利を0%に下げたばかりでした。

結果、準備預金の残高が8035億ユーロから3249億ユーロの減少しました。

一方、決済口座は、739億ユーロから4658億ユーーロへ増加しています。

上記記事は、この0%の金利をマイナスにするのではないかという観測記事なのです。

間違いなく、準備預金の残高はゼロへと向かいます。

当座預金の残高は増えるでしょう。

が、当座預金に資金を寝かせても、まったく、何も産みません。

よって、銀行は、何かに投資するか融資するようになるであろうということです。

また、市中銀行に個人などが預ける預金金利もますます低下するでしょう。

すでに、ユーロのMMFは、募集停止にしているところも出てきています。

これは、インフレではなく、デフレ政策なのですね。

インフレファイターのドイツ連銀がこのような政策を許容するということは、国内景気が悪いのでしょう。

ユーロ諸国は、ドイツの厳格な財政運営を強要され、2013年までに、財政赤字を対GDP比で3%以内という目標があります。

したがって、財政政策(財政出動)は、できないのです。

せいぜい、緊縮財政をやや緩和する程度のことをやろうとしているのです。

となると、金融政策で、景気刺激や金融安定化の政策を実施する以外に方法はありません。

それが、中銀預金金利のマイナスとなるのです。

あの手この手を使うのですが、このマイナス金利もどこまで効果的か…

その前に、上手く機能するのかどうか、気になるところです。

そういえば、デフレなのに、インフレ懸念ばかりのに日銀も、もっと、思い切った手法を使ってもいいと思いますね。

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