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香川県のスマホ(ゲーム)1日1時間以内の条例に思う 幼児・児童のスマホ依存対策は待ったなし

 香川県が、条例で18歳未満の未成年を対象にスマホは1日1時間以内に制限するという条例を提案し、物議を醸しています。

 このスマホ1日1時間には批判も多く、本来、家庭内で親子で話し合って決めるべきであり、公権力の介入は好ましくないというものです。

 香川県ではスマホゲームを1日1時間に修正しました。

「スマホ1日60分」を「ゲームのみ」に修正 条例素案 香川」(NHK2020年1月20日)

「香川県議会は依存症対策としてスマートフォンやゲームなどの利用を制限する条例の素案を修正して委員会で決定し、来月の定例県議会に提出する方針です。当初、18歳未満の子どもを対象に平日は1日60分以内としていた利用時間は、対象をゲームに限定するなどとしています。」

 ゲーム依存は、WHOでも依存症として認定されたのが2019年5月です。

 幼児、児童の段階から何故、ゲーム機を与えるのかという根本的な疑問もありますが、世の中のスピードはあまりに速く、あっという間に幼児、児童を飲み込みました。
 ゲームがやめられなくなるという状況はどう考えても良いはずがなく、幼児、児童に自己責任という言葉は当てはまりません。親もゲーム世代なのかもしれませんが、だから放任というのはネグレクトと同じです。

 私は、いずれ幼児や児童にはゲームは禁止すべきなんだろと考えています。

いずれ一定の年齢に達するまではオンラインゲームは禁止すべきなんだろう

『スマホが学力を破壊する』(川島隆太著)

ゲーム中毒依存症

 幼児、児童がみんなでスマホゲームに依存している光景には良い印象はありません。余暇はすべてスマホゲーム…

 余計なお世話ですか。子どもたちをゲーム依存にさせてしまうのは、本当にかわいそうです。

 親子で話し合って決める、こうした理念は美しいとは思います。しかし、それだけで幼児、児童は守られるのでしょうか。私が根本的に疑問に思うのはこの点です。

 現実に家庭の中でも依存症にしてしまった子を目の前に後悔先に立たずで、スマホゲームなど与えなければ良かったと思う親も決して少なくないのではないでしょうか。

 自分の意思で止められる、日常生活に支障を来しいてないというのであれば依存症ではないということのようですが、ただそれでも日常生活への支障など程度の問題であって、どこかには必ずしわ寄せがいきます。

 条例で罰則は論外ですが、指針として決めること自体は問題はなく、むしろ国レベルでの指針作りが求められますし、射幸性の強いもの(課金制度など)は特に強く規制すべきものです。大枠での利用規制です。

 また学校教育の中でも依存症について、しっかりと教育していくことが絶対に必要です。

 ゲームが日本の文化?

 それぞれの好き好き?

という問題とは思えません。
 人間は誰も弱いです。ギャンブル等依存症もそうですが、自己責任だけで片付けないで欲しいものです。
 昔から「テレビばっかり見て!」ということも言われていた時代がありました。しかし、ゲーム依存はこれとも違います。決して、昔からあった、何を今さら、などと考えないことです。

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