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ノルウェー中銀、政策金利を据え置き 見通しも維持


[オスロ 23日 ロイター] - ノルウェー中銀は23日、市場の予想通り、政策金利を1.50%に据え置いた。国内経済の動向はおおむね予想通りとの認識も示した。

オルセン総裁は「先行きの見通しとリスクバランスに関する理事会の現在の評価は、政策金利が当面は現行水準で維持される可能性が最も高いことを示唆している」との声明を発表した。

中銀ではこれまで理事会が金融政策を決定していたが、今回から新設の政策決定委員会が金融政策を決定することになった。同委員会は中銀総裁と2人の副総裁、2人の外部エコノミストで構成する。

このほか、金融政策の伝達手段を変更することも決定。政策決定委員がどのような見解を表明したか、また反対票が投じられたかについて公表する。ただ討議内容の詳細は今後も公表しない。

ノルウェー中銀は昨年3回の利上げを実施。昨年12月には、今後の金融政策について、利下げよりも利上げの確率が依然として高いが、当面は政策金利を据え置く可能性が最も高いと表明していた。

ロイター調査では、調査に回答した40人のエコノミスト全員が、今回の金利据え置きを予想していた。回答者の過半数は、少なくとも向こう1年半の金利据え置きを見込んでいる。

中銀の決定後、ノルウェークローネは対ユーロで上昇。1ユーロ=9.9627クローネと、中銀の決定発表直前の9.9750クローネから上昇した。クローネは対ユーロで昨年10月に10.31クローネと過去最安値を更新。その後はやや回復している。

アナリストは今年のノルウェー経済について、原油・天然ガス部門の投資の収束に従い、成長ペースはやや緩やかになると予想。中銀も「世界経済が急速に減速するリスクは秋以降、幾分後退したようにみえるが、世界情勢を巡る先行き不透明性はなお存在している。基調的なインフレは物価目標に近い水準にある」とした。

この日発表の昨年10─12月の労働市場に関する統計によると、ノルウェーの失業率は4.0%と、1年2カ月ぶりの水準に上昇した。エコノミスト予想は横ばいの3.8%だった。

*内容を追加しました。

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