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忘れた頃に杉田水脈・・選択的夫婦別姓議論と戸籍制度

毎度、忘れた頃に「ヤジ」等問題発言で登場する杉田水脈氏。
今回も衆議院本会議での国民民主党玉木雄一郎氏の代表質問の際の夫婦別姓のくだりで登場。

「日本には世界に誇る戸籍制度があります。
青年海外協力隊でアフリカに行っていた友人が戸籍制度があるのとないのとでは、「命の重さが違う」と、言っていました。「出生届」「死亡届」そして「婚姻届」もとても大きな意味を持つのです。
他国の真似をする必要はありません。
(と、答えたら、(夫婦別姓に)『戸籍制度の話を持ち出すのは議論の飛躍です。』と怒られました。)」
                 (杉田氏ブログより)

いやいや、論理の飛躍ではなく、これは戸籍制度(編製)ど真ん中の問題。
ちなみに「戸籍」と「命の重み」は全く関係ないけどねw

戦後、「家」制度解体後に採用された「夫婦と未婚の子」という戸籍編製により「婚姻家族」の規範化が強化され、「婚姻家族」外の生き方を選択した、もしくは選択せざるを得なかった女性の社会的脆弱性に関する問題。
戦前はなかった公的社会保障は「婚姻家族」単位だから、離婚、未婚、事実婚等そこに入らない、入れない女性や子どもは社会的制裁を受けて当然というのが「世界に誇る戸籍制度」なんですよ。

ただ、杉田氏だけでなく多くの政治家は戸籍との関連をわかっていない。戸籍法め手続法としてバカにしてきたから。

昨今は遠藤氏の『戸籍と無戸籍』(人文書院)や下夷美幸氏の『日本の家族と戸籍――なぜ『夫婦と未婚の子』単位なのか――』(東京大学出版会)など、優れた論考が相次いで出版されている。
まず、それ読んでから、議論しましょうよ。

ってか、ぜひ朝生他で、「戸籍」を取り上げて欲しい。
杉田氏、橋下氏、遠藤氏、下夷氏・・・ワタクシを呼んでくれないかしら。
「選択的夫婦別姓」だけでなく「無戸籍」とか「国籍」も含めて、正面から議論する時が来ていると思う。

https://blogos.com/article/148433/

しかし・・改めて杉田氏のブログを読むと、女性研究者の氏が変わることで論文等が検索しにくくなる等の訴えに対して、「消えるならそこまでの内容」的な反論をしている。
インデックスが変わると検索できなくなるという話をしているんであって、内容がいいとか悪いとかの話じゃないのにね。

リテラシーの問題か。

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