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日経平均は4日ぶり反落、新型肺炎拡大懸念によるアジア株安で


[東京 21日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落した。前日の米国株市場が休場で方向性を決定づける材料に乏しい中、香港ハンセン指数<.HSI>が大幅安で始まったことが嫌気され、日経平均は大幅に下げ幅を拡大する展開となった。

20日の米国株市場はキング牧師生誕記念日のため休場。朝方の東京市場は方向感を欠いたが、午前10時過ぎに香港ハンセン指数が安く始まったタイミングで先物が売られ、外為市場でも109.90円台のドル安/円高の流れとなり、日経平均も下げの勢いを強めた。ランチタイム中、日銀が金融政策とフォワードガイダンスの現状維持を発表したが、市場の反応は限定的だった。

下げの局面では特段のニュースは見当たらなかったものの、市場では「24日から中国や香港が春節休みに入り、新型肺炎の原因とみられるコロナウイルスが全世界に広がる懸念が強まっていることから、アジア株が売られた」(国内証券)との声があった。そのほか、「新型肺炎に対して過剰に反応しているようにも見えるが、24日から中国や香港は春節休みに入るため、早めに手仕舞い売りしておきたい投資家も多いのだろう」(別の国内証券)との指摘もあった。

TOPIXも反落。東証33業種では、空運業、鉄鋼、化学工業などの27業種が値下がり。建設業、パルプ・紙、輸送用機器などの6業種は値上がりした。

個別では、新型肺炎の原因となるコロナウイルスへの懸念で、個別銘柄に明暗が出た。マスク関連のシキボウ<3109.T>は10%超高、興研<7963.T>は17%超高、重松製作所<7980.T>は29%超高、川本産業<3604.T>は14%超高。ウイルス対策関連では日本エアーテック<6291.T>が8%高、アゼアス<3161.T>が16%超高、日本アビオニクス<6946.T>が17%超高、マナック<4364.T>は15%超高となり、大幅に買われた。一方、旅行需要や訪日客の減少などへの思惑から、日本空港ビルデング<9706.T>、エイチ・アイ・エス<9603.T>、資生堂<4911.T>なども売られた。

東証1部の騰落数は、値上がりが1002銘柄に対し、値下がりが1041銘柄、変わらずが116銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      23864.56 -218.95

寄り付き    24072.81

安値/高値   23,843.48─24,081.75

TOPIX<.TOPX>

終値       1734.97 -9.19

寄り付き     1743.78

安値/高値    1,732.15─1,744.46

東証出来高(万株) 91259

東証売買代金(億円) 16704.57

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