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当事者能力欠如の証左

努めて冷静に目の前の諸問題に粛々と対応している。 怒りに震える心を鎮めながら。

しかし、どうしても許せないことが一つ。 大津の中学校で行われた保護者説明会に、担任の教師は出席しなかったという…。 学校、教育委員会の判断だという。

余りにも、余りにも、無責任過ぎる。 だってそうだろう? 担任以外、いったい誰が当事者として今回の事件を説明出来ると言うのか。 加害者も担任も口を閉ざす中で、勇気を持ってアンケートに答えたまっとうな生徒だけが傷ついていく。 彼らの勇気は、無力と同化していく…。 ある週刊誌では、担任教師に取材したところ、鼻歌を歌いながら無視した、との 記事もあったが、信じ難いことだ。 教師が逃げたら、一体誰が、学校という場所で子供達を守るというのか…。

大津市教育委員会に当事者能力はない。 そして、教育現場を司る資格はない。

間もなく子供達は夏休みを迎える。 そうなれば、聞き取りようにも、聞き取れない。 何もしなかったと責められぬよう、説明会というアリバイだけ作って、夏休みになだれ込ませ、休みが終わるころには何とか世論も沈静化しているだろう…そんな風に考えているとしか思えない。

これからの一週間が勝負である。 今、関係者の覚悟が問われている。

だからこそ、冷静に、とにかく冷静になろうと自らに言い聞かせながら動いている。 具体的な情報を寄せてくれている、まっとうな関係者の皆さんの切なる思いを無にしないためにも。

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