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【ターゲット】、600店で視覚障碍者に買い物バリアフリー!スマートメガネにAI搭載?

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 ターゲットは特別なサポートを必要とする身体的障がい児用のショッピングカート「キャロラインズ・カート(Caroline's Cart )」を導入した大手チェーンストアとしても知られている。

キャロラインズ・カートは、キャロラインという名前の身体障がい児を娘に持つ母親が、快適に一緒に買い物ができるようにデザインした特別仕様のカートだ。

彼女のデザインを基に大手ショッピングカートメーカーが開発を手がけた。キャロラインズ・カートのシートは最大110キロの体重を支えることができる頑丈なものだ。

カートの車輪も通常の4輪から6輪に増やされ安定したものになっている。重たくても小回りが効くようにも改善されている。

シートには身体をしっかり支えられるよう、5点式ハーネス(長さ調節可能)も備えられており、子供が激しく動いてもずり落ちる心配はない。

座面も少し傾斜を持たせており無理のない姿勢に保っている。障がい者を乗せやすくするため、左右に分かれた取っ手となるハンドル部分が上下に開くようにも工夫されている。

ストッパーも装備されているので、障がい者を乗せるときにカートが不安定に動くこともない。

価格は1台850ドルとかなり高めだが、ターゲットでは全店となる1,800店以上に導入しているのだ。

 お店にとっての売上とはお客からの支持の大きさともいえる。障碍者に対しても地道にサポートすることでもお客からの支持が間接的に大きくなっていくのだ。

トップ画像:ターゲットの店内で視覚障碍者専用アプリ「アイラ(Aira)」を使う利用者。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。アイラではカメラやマイク、ヘッドフォンを搭載したメガネ型ウエアラブル端末のスマートメガネを使ったナビゲートも行っています。グーグルグラスのようにメガネですが、アプリをダウンロードしたスマートフォンは必要になります。これまでのようにスマートフォンのカメラを正面に向けなくても、メガネのカメラを通じてアイラのスタッフとなるナビゲーターが正面が見えるようになっているのです。

ナビゲーターは国内ではなく海外(インド)のサポートセンターのスタッフがおこなっていることで24時間対応が可能です。アイラの使用を無料化しているところはウェグマンズやターゲットの小売店のほか最近では空港も無料にしています。空港内ではフライトスケジュールの確認やレストランの検索、セキュリティに関するガイダンスに荷物の判別などが可能となっています。いずれディープラーニングや機械学習などのAIが搭載されれば、遠隔地のスタッフに頼らずともその場でデータ解析できるようになるのでしょうね。
 小売チェーンに限らず多くの場所でアイラ使用が無料化することを願っています。

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