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「“男らしさ”に悩んでいる方がたくさんいる。こんなパパもいていいんだよ」りゅうちぇるのツイートに大反響

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 お笑いコンビ・インディアンスの田渕章裕は「“男らしくて”“女らしくて”と言われることで嬉しい人はいると思う。でも、“男やのに”“女やのに”と言われれば、みんなイヤなのではないか」と話す。フリーアナウンサーの柴田阿弥は「私の場合、“女らしいね”と言われると、型にはめられているような感じがしてしんどいし、カチンとくる。

褒め言葉で使われたとしても嫌だ。男だからこう、女だからこう、というのは化石の価値観だと思うし、令和の時代にはそぐわない。そして、女性は男性からするとマイノリティで立場が弱かった分、今は声を聞いてもらえるようになったが、例えば弟を見ていると、男性は年齢が上に行けば行くほど弱い部分、陰の部分を見せてはいけないという感覚があるように思う」と指摘した。

 また、慶應義塾大学の若新雄純特任准教授は「“らしさ”というのは、元々は自分たちの存在価値を示して、仕事や領域を守ったりためのものだったのではないか男らしいというのはこういうことだ、だから俺たちに任せてほしい、と。しかし時代を経れば実態と合わなくなってくることもある。それに縛られるようなら、変えていけばいい」とコメント。

 男性学が専門の大正大学准教授の田中俊之氏は「やはり男と女という二分法ではざっくりしすぎだ。人間がたった2種類と言うことはありえない。“女なんだから”と言われてしっくりくる女性もいると思うが、“いや私はそうじゃない”という人もいるだろう。まさに今回りゅうちぇるさんが経験したように、“男なんだからこうしろ。父親なんだからこうしろ”と言われて、“自分は違うよ”という人がいるのも当然だし、ことが励みになる人がいるのも当然だ」と指摘。

 「例えば車の運転席に女性が、助手席に男性が乗っていると、僕らは違和感を感じないか。それは運転は男性がするのが当たり前だろうという感覚や、機械に詳しいというような感覚があるからだ。また、身体的ないじりや、結婚していないことに対するいじりを女性に対して行うのはダメだという感覚は共有されていると思うが、男性が対象だった場合には少し鈍感な人もいる。やはり“男らしさハラスメント”に対しては、光が当たっていないのではないかというところがあると思っている。

歴史的に考えても、役割や“らしさ”は変化するものだし、同じ時代、社会の中でも多様性があるものだ。さらに言えば、りゅうちぇるさんが言うとおり、1人の人間の中にも“男らしさ”というものについて多様性があっても良いと思う。男性性というものは単一的で強固なものだと考えてしまうと、あまり生産的な議論にならない」。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

▶映像:りゅうちぇると考える”男らしさ”必要?

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