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阪神・淡路大震災から25年

今日1月17日は、6434人が犠牲になった阪神・淡路大震災の発生から25年となる日です。

兵庫県伊丹市の昆陽池公園では、16日夕、6434本のろうそくに火をともして犠牲者をしのぶ追悼の集いが開かれ、参加者約450人が黙とうしました。

地震発生時刻の17日午前5時46分まで12時間、明かりをともし続ける、ということです。この集いは、ボランティア団体が主催し、今年のテーマは、「燈心(あかし)~心のともしび~」と報じられています。

昨日から今日にかけて、各地で集いなどが開かれています。
阪神・淡路大震災では、死者6434人、負傷者4万3792人、全壊住宅10万4906棟、半壊14万4274棟、全焼建物7036棟という大きな被害が出ました。

当時、私はNHKで解説委員をしていて、大震災から2週間後に、子どもたちの様子を取材に現地へ行きました。

関西空港に着くと、地面が割れていて、そこからは電車が通っていなかったので、歩いて、避難している体育館や子どもを遊ばせている公園などに行きました。

警官に道を聞いても、四国など他の地域から応援に来ている人が多く、なかなかわからなかったことを思い出します。

ビルの下の階が押しつぶされ、高速道路なども被害を受け、人間が作ったものが、自然の前では弱いことを痛感しました。

また、道路の海側は全ての家が崩壊しているのに、山側は残っていて、テレビなどで見るのとは違った衝撃を受けました。

公園のテントで子どもたちを遊ばせていたNPOの人が、いつでも逃げられるようにテントの下の部分をあげておかないと子どもたちが怖がる、木のおもちゃのぬくもりが好まれるなどの話をしていました。

その後、東日本大震災も起きましたが、被災者を救うための被災者生活再建支援法ができたり、医師や看護師などの災害派遣医療チームが各地にできたり、阪神・淡路大震災を機に進んだものもあります。

また、この大震災を機会に、大勢のボランティアが被災地を支援することも根付き、お互いに助け合う日本人のよさも見直されました。

しかし、寒い時期まで使用することが考えられていない避難所の問題、ようやく改善されることになった「一部損壊」の修理費用やまだ少ないその金額、すべてを防ぐ防災から被害を減らす減災への切り替えなど、残されたままの課題もたくさんあります。大震災の被害を風化させることなく、せめて備えを十分にしていければと思います。

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