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パラ五輪にロボットスーツマラソンの夢

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東京パラリンピックの年の劈頭を飾る、良いニュースのように感じました。

交通事故で下半身完全麻痺のアメリカ人男性が地元の2020 Charleston Marathonのフルマラソンに挑戦、ギネス世界記録を更新した、という話です。

これを報じたCNNによると、この男性はサウスカロライナ在住のアダム・ゴーリスキー(Adam Gorlitsky)さん。2005年の暮れ、交通事故で脊髄を損傷、下半身麻痺になったのです。

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アウトドア関連のOutside誌によると、これはアダムさんがサウスカロライナ大学2年生、19歳の時のことで、引っ越しを終えて、実家に向かう途中、疲れからかほんの数秒、目を瞑った瞬間、ハイウェーから転落、木々に衝突して、車は大破、シートベルトをしていなかった彼も大怪我をし、医師から「二度と歩けない」と宣告されました。

それから10年後、アダムさんは立ち上がりました。イスラエルのReWalk Robotic社製のReWalk Exskelton(外骨格)というロボットスーツを試す機会が与えられたのです。2015年8月のことでした。

ReWalk Robotic社のサイトに、この外骨格スーツについて分かりやすいビデオがありますので借用します。



同社と提携し、日本で販売している安川電機のYouTubeサイトには「膝関節、股関節部分にモータを搭載した外骨格型歩行装置で、腕時計型端末のモード選択により、立位、着座、歩行を実現できます」とあります。

高校時代、バスケットボールの花形選手だったアダムさんはこれを使った歩行にのめり込みます。そして、翌年4月、地元のCooper River Bridge Runという10kmレースに参加しました。もちろん初めての下半身麻痺ランナー(ウォーカーかな)でした。

結果は17,932歩に7時間かけて完走します。これを機に、彼は同年にNPO「I GOT LEGs」を立ち上げるのです。自分のように運動機能を奪われた人々にこうした物理的な機能を提供することで、また運動できるようにし、生活の質を高めたいという狙いで。

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