記事

小泉環境相が「育休」へ、合計2週間 男性の取得に一石投じる


[東京 15日 ロイター] - 小泉進次郎環境相は15日、育児休暇を取る意向を表明した。1月に第一子誕生が予定されており、出生後3カ月の間に合計2週間、休暇を取得するという。

同省内の業務見直しや働き方改革に向けた会議の冒頭で小泉氏は「私自身、育休について、環境大臣という重要な立場でどのような形で取得するのか、正直言ってとても悩んだ」と心境を明らかにした。そのうえで、公務に支障が出ないことを条件に、育児のための時間を確保すると表明。これにより男性が育休を取りやすい環境につながることを期待すると述べた。

この決断について菅義偉官房長官は午前の会見で、「育休取得には職場の風土、社会機運の醸成が大事。環境相の取り組みが男女問わず、育児休暇取得推進につながることを期待する」と応じた。

小泉氏は昨年8月にフリーアナウンサーの滝川クリステルさんと結婚し、育児のための休暇取得を検討すると表明していた。国会議員には一般企業のような「育児休業制度」はなく、欠席届を提出して休みを取得することになる。

岩井奉信・日本大学教授(政治学)は、欧州などでも議員や首相でも育児のために休みを取ることは一般的に認められているとしたうえで、「働き方改革が言われているなかで、小泉氏自身が育休を取ることで、問題を提起するという意味合いがある」と指摘。「まだ男性は育休を取りにくい現実があり、一石を投じる意味は大きい」と評価した。

厚生労働省の2018年度調査によると、男性の育児休業取得率は6.16%にとどまり、政府の2020年度の目標13%にはまだ遠い。また取得日数に関する調査(2015年)では、育児休業を取得した男性の56.9%が「5日未満」にとどまっている。

(宮崎亜巳、安藤律子)

あわせて読みたい

「小泉進次郎」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    尾身氏の述べる感染対策が具体的

    中村ゆきつぐ

  2. 2

    天才は「How型」で物事を考える

    幻冬舎plus

  3. 3

    韓国 慰安婦像前で三つ巴の戦い

    文春オンライン

  4. 4

    宇垣が豪語 告白は「させない」

    SmartFLASH

  5. 5

    独立続出の芸能界 裏に金と圧力

    渡邉裕二

  6. 6

    舛添氏 複合災害の対策急ぐべき

    舛添要一

  7. 7

    感染増加で若者を批判する愚かさ

    文春オンライン

  8. 8

    日本は米中どちらを取るべきか

    自由人

  9. 9

    河井夫妻疑惑 報道鵜呑みは危険

    ビデオニュース・ドットコム

  10. 10

    雅子さまの渡航めぐる発言に共感

    幻冬舎plus

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。