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中学3年で不登校になった女性が「好きなことだけ」して見つけた希望

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さゆりさん (撮影・矢部朱希子)

 不登校経験者・さゆりさんは好きなモデルのSNSを見るのが大好き。不登校になってからは、それだけが癒される時間だった。しかし「こんな現実逃避ばかりしてていいのか」と自分を責めることもあったという。

* * *

 不登校になってしまった子どもが1日中部屋にひきこもり、夜遅くまでゲームや「ユーチューブ」ばかり見ているようすを見て「うちの子はこの先どうなってしまうのだろう?」「好きなことばかりしていては将来がダメになってしまうのではないか?」と心配になってしまう親御さんも多いかと思います。

 だけど、それらのことが将来にとって本当に「悪いこと」「ダメなこと」と言い切れるのか、私は疑問です。

 私は中学3年の夏休み明けから不登校になりました。「ふつう」に学校へ通えていない自分に対してつねに罪悪感を抱えていました。

 「両親に負担を掛けてしまった。なんて自分はダメなんだ」と葛藤する毎日でした。逃げるように両親を避け、部屋にこもり、好きなモデルさんのSNSや「ユーチューブ」を見て心を癒していました。

 でも、心のなかは複雑で「高校も決まっていないのに、このまま好きなことばかりをしてちゃダメだ」「現実ときちんと向き合わないといけないのに、私は何をしているんだろう」と自分がイヤになることもたくさんありました。

 そんな葛藤だらけの自分にとっては、大好きなモデルさんを見ることだけが唯一、イヤなことを忘れて心が満たされる瞬間でもありました。

 今のつらいことを忘れるために好きなことに没頭して、いわゆる現実逃避をしていたのだと思います。

 そんな生活を続けていたある日、いつものようにSNSや「ユーチューブ」を見ていると、 たまたま私が応援しているモデルさんが高校で授業を受けている風景が流れてきました。

 そこで私は初めて通信制高校の存在を知りました。「こういう選択肢もあるのか! 自分の好きなことが活かせるかも」とすぐに興味を持ちました。

 またそのモデルさんには不登校経験があり、いまは通信制高校に所属しながらモデル業をがんばっているということも知り、自分自身とすごく重なり「私も前に進んでみよう」という気持ちになりました。

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