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イラン司令官殺害、敵国の抑止に向けた戦略の一環=米国務長官


[ワシントン 13日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は13日、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官の殺害に関して、米国の敵対国を抑止するというより幅広い戦略の一環だった、との認識を示した。米政府はこれまで、司令官を殺害した理由として、司令官が米標的へ差し迫った攻撃を計画していたためと説明していたが、その主張をさらに後退させた格好だ。

ポンペオ長官はスタンフォード大学フーバー研究所で行った講演で、ソレイマニ司令官が計画していたという差し迫った攻撃の脅威には言及しなかった。長官は聴衆からの質問に答える形で、こうした攻撃を未然に防ぐことが司令官殺害の理由だとする見方をあらためて示した。

長官は「抑止力の回復:イランの事例」と題する講演で、イランに対する「真の抑止」確立に向けた政権の戦略について重点的に論じた。

トランプ大統領は、ソレイマニ司令官殺害の理由として、司令官が4カ所の米大使館への攻撃を計画していたため、と主張している。ただ、エスパー国防長官は12日、大使館への差し迫った攻撃を裏付ける情報はなかったと指摘しており、民主党議員と一部の共和党議員の間からは、司令官殺害を正当化する論拠を疑問視する声も上がっている。

ポンペオ長官は講演で、司令官殺害の背景には「より大きな戦略」があったと強調。「トランプ大統領と国家安全保障チームは、イランに対する抑止力─真の抑止力─を再構築しようとしている」と語った。

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