- 2020年01月13日 12:42
【読書感想】旅ボン 台湾・高雄編
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旅ボン 台湾・高雄編
作者:ボンボヤージュ
出版社/メーカー: 主婦と生活社
発売日: 2019/11/29
メディア: 単行本(ソフトカバー)
Kindle版もあります。

旅ボン 台湾・高雄編
作者:ボンボヤージュ
出版社/メーカー: 主婦と生活社
発売日: 2019/11/29
メディア: Kindle版
内容紹介
役立つ情報はほとんどないけれど、きっと旅には出たくなる、それが「旅ボン」。
旅ボンシリーズ2年ぶりの新刊!
今度は人気の台湾で観光地や裏路地グルメなどを細かくあれこれ紹介します。
マンゴー? タピオカ? 小籠包? いやいやまずはバナナでしょ!
本書は、作者とそのゆかいな仲間たちが台湾・高雄を旅した体験を元に描かれております。
同行者全員、初めての台湾&ガイドなしの旅。
噂にたがわぬ地元の方々のやさしさに感激しつつ、食べて歩いてまた食べて…。
ひきこもりな作者もいつになく旅を楽しんでいたとかいないとか。
例によって、ガイドブック的情報はほとんどございませんので、どうぞあしからず。
この人の新刊をすごく楽しみにしている、というわけではないのだけれど、書店で新刊を見かけると、つい、手にとってしまう作家っていませんか?
僕にとっては、この本の著者、ボンボヤージュさんは、そういう作家のひとりなのです。
エッセイマンガも旅行記も好き、というのはあるのですが、「内容紹介」にもあるように、旅行先の役に立つ情報があるわけでもなく、ものすごく波瀾万丈の旅、というわけでもない。なのに、新刊を見かけると買って読み、「うーん、これで1300円+税、か」と、思うわけです。
最近のエッセイマンガには、「これ、文章にしたら、20ページくらいだよな」という内容をスカスカの絵でマンガにして120ページで1000円、みたいなものもけっこうあるので、このシリーズは「マンガ」というか「絵」のクオリティを考えると、けっしてコストパフォーマンスは悪くないんですけどね。
台湾の駅の構内や竜虎塔の絵などは、しばらく見ていたくなります。
エッセイマンガで、このレベルの「魅了される絵」がある作品は、本当に少ないのです。
台湾での旅先には、原色・極彩色の建物が多いので、著者の絵柄との相性がよく、映えやすいというのもありそうです。
今回の「台湾・高雄編」が3日分の取材旅行で一冊、というのをこの本の最初のほうで知って、3日、しかも台湾で1冊なんて、ボロ儲けじゃないか、しかも、なぜ台北はスルー?と思ったのですが、台北編と2冊に分けて刊行されるらしく、イタリアやハワイは1冊に詰め込まれていたのに、とも思うのです。
ボンボヤージュさん、僕と年齢が近いし、あんまり出かけるのも好きじゃなさそうだし、これだけの絵を描くのも大変そうだし、1回の台湾旅行を2冊にしてしまうのも、「働きかた改革」みたいなものかもしれませんね。
日本でタピオカブームが来る前に、タピオカミルクティーを飲みまくったりしているのですが、取材してから本になるまでに時間がかかっているために、「ブームに乗っかって、いまさら台湾でタピオカにハマりまくっている人」っぽくなっているのはちょっとかわいそうな気がします。
旅行記っていうのは、とくに、ネットなどでほぼリアルタイムで旅の経過がみられる時代には、本という媒体は不利なところもありそうです。



