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【ウォルマート】、ネットスーパー用のロボット&店内物流MFC!店もフルIT武装へ?

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ミズーリ州カンザスシティやカンザス州カンザスシティ、ペンシルベニア州ピッツバーグ、フロリダ州ベロビーチの4都市で開始したインホーム・デリバリーは1回当たり30ドル以上の注文が必要で月額19.95ドルの会費を払う必要がある。

配達員は利用者宅に行き、スマートフォンでドアを開錠。シューズカバーを付けた配達員が利用者宅に入り、注文品を冷蔵庫に詰めたり、ガレージの冷蔵庫内に置いたりする。配達員はカメラを装着しており、利用者は宅配の様子をリアルタイムでスマートフォンで確認できる他、録画でもチェックできることになる。

インホームデリバリーには返品も受けつける計画があり、ネットで注文した商品を返す場合、自宅内の所定の場所に置いておけば返品を持って帰る。

 ウォルマートの宅配ではユーデルブ(Udelv)やアルファベット傘下のウェイモ(Waymo)、ニューロ(Nuro)等のスタートアップ企業と提携し自動運転車による配達サービスの実証実験も行っている。

 スーパーマーケットなどが加盟する食品流通業団体の食品マーケティング協会(FMI:Food Marketing Institute)では、ネットスーパーの売上が2025年までに食品売上の20%に達すると予想している。

小売業界の巨人も1,000億ドル(約11兆円)市場に向けてIT導入に余念がないのだ。

トップ画像:ニューハンプシャー州セイラム地区のスーパーセンターにあるアルファボット。高さ20センチ幅60センチ四方の小型カートのようなアルファボットは現在、8,000平方フィート(220坪)内で動き、最大収容2万アイテム中の2割となる4,500アイテムをピッキングしているという。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。売り場はチャネルの一つになる...後藤が主張していることです。食品スーパーとて同じこと。ネット通販の拡大前までは消費者にとって店の売り場は唯一の買い場でありました。今は売り場、つまり店に行かなくても買い物ができる環境です。以前は買い物するには商品を実際に触ったり、デモしたり、試着したりする必要があると思われていました。

実際にはYouTubeなどSNS等でカスタマーレビューをチェックしたりインフルエンサーからの影響で6インチの画面から注文してしまうのです。お客がお店まで来ないから多くのチェーンが店を閉じています。これまで考えられていたチェーンストアの原理原則が崩壊しているというのがアメリカ流通業の現実です。

一方でAI化が進みシームレスなオムニチャネル時代となりチェーンストア理論はアップデートもしています。日々更新されているチェーンストア理論にトライ&エラーによるIT武装が欠かせなくなっています。
 興味深いのはウォルマートがまだ結果も出ていないテスト中のMFCの途中経過を発表していることです。ネットスーパーの要となる生鮮品のピッキングを行っていないのにPRしているのです。

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