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ゴーン被告「日本の不公平な司法を批判し、汚職蔓延のレバノンを選択」の矛盾に反論「一般論でレバノンの政治腐敗をいうべきではない」


 8日にレバノン・ベイルートで記者会見を行ったカルロス・ゴーン被告が10日、おとといの会見では大半を排除した日本メディア向けに記者会見を行い、各社の質問項目に対して一つひとつ持論を展開した。

 8日の会見では日本の人質司法について独自の批判を展開し「私は逮捕されるべきではなかった」「司法の国際基準を満たすものではなかった」などと主張したゴーン被告に対して「日本の司法制度への批判は理解できるが、レバノンの司法制度こそ長年の汚職に関して政治家が一人も追及されていない。不公正な司法から逃れたというが、その先に選ぶ国がフランスでもブラジルでもなく、レバノンというのは矛盾があるように聞こえる」などと質問が飛んだ。

 この問いに対してゴーン被告は「私の場合には日本では正義が与えられなかった。レバノンでもブラジルでもどんな正義の前に立っても、自分の弁護をしたいと思っていた。どの国がどちらということは言わない。しかし私の場合には14カ月も正義が与えられず、人々はそれについて気にする様子は無かった」と話すと「自分で弁護ができれば公正な正義が得られる。しかし自分では弁護ができない。私の3人の弁護士は非常に有能な弁護士だ。彼らは30年間日本で法律に関わってきた。その彼らに『あなたの場合は普通ではない。通常とはすべてが違う』と言われたら、私はこうするしかなかった」と続けた。

 また「なぜレバノンに対してそのような批判をするのか理解ができない。もちろんレバノンでは怒りも抗議もある。それは理解できるが、一般論でレバノンの政治家がみな腐敗しているというべきではない」と反論した。(AbemaTV/AbemaNEWS)

▶映像/ゴーン被告の緊急会見の様子

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