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高齢者虐待調査結果への思い

平成30年度の高齢者虐待の調査結果が昨年12月24日に厚生労働省から発表されました。

養護施設での虐待は621件で過去最多。おもな発生要因は教育・知識・介護技術等に関する問題が58%でした。教育、研修を徹底していくことが重要だと考えられます。

相談・通報は当該施設職員が21,6%で最も多く、通報体制が機能してきている言えると思います。

在宅での養護者による虐待は、17249件で、前年比1%増。虐待者で最も多いのは、息子で、39,9%でした。次いで夫が21,6%。

介護家族の介護疲れ、ストレスが主な発生要因でした。

被害者は認知症の人が85%を占めました。

私は、初当選直後、埼玉の公明党女性県会議員から高齢者虐待の実態を聞き、国会議員で初めて高齢者虐待防止法案を作り、2年かかって成立させました。

この高齢者虐待防止法に基づいて毎年調査結果が報告されます。虐待件数が増加しているのは、法律により、隠れていた虐待が明らかになっていると考えられます。

介護職員の介護家族への支援など、相談・通報により、対応がとられていますが、虐待に至る前に、更なるきめ細かな支援が必要だと感じます。

また、介護職員の教育、研修の確保も課題です。

「高齢者の尊厳を守る」

この立法の趣旨に則り、認知症施策の推進をはじめ、高齢になっても安心して暮らせる共生社会の実現に力を注いでいく決意です。

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