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日本の未来、成長維持できるのか?

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元FRB議長のアラングリーンスパン氏が日経のインタビューの中で日本の成長について一言述べています。
「日本もダイナミズムを失っているが、それは米欧とは異なる別の問題がある。日本は既に人口が減少に転じており、成長率が一段と抑えられている。資本主義システムの面で日本は(技術の革新力などで)まだ力強さを残していると思うが、人口問題がそれを打ち消してしまっている。マネーが社会保障制度に吸い上げられてしまい、民間投資が押しのけられてしまう構造だ。日本は米国以上に深刻だ」
そのあとに
「私は率直に言って、日本のデータを注視している。なんらかの含意があるのではないかと考えている」
と述べています。含意とは「表面に現れない意味を含みもつこと」(コトバンクより)ですから80年代までの高度成長から急速に変わった日本の立ち位置には深い意味があるのだろうとお考えのようです。

グリーンスパン氏の指摘は究極的には正しいと思いますが、日本はまだまだ対策を打ち出せるのにそれを十分に打ち出せていないと私は考えています。

人口減は経済の活力上は確かにマイナス要因でありますが、日本の労働生産性の低さはOECDで36カ国中21位、先進国では最低であります。カナダから日本に行く度に思うのは都市部にはものすごい数の人がいるけれどちょっと外に出ると人の動きが極めて少ない点であります。地方に行けば住宅はあるけれどそこに住む方々の年齢層はアクティブ層とは思えないけれどやむなく仕事をしている方も多いというのが実態ではないでしょうか?

私はここに焦点を当てれば案外日本の成長は維持できる方法はあるとみています。確かに人口はどんどん減っています。19年12月時点で総人口は前年比28万人マイナスの1億2600万人、19年7月時点で15-64歳の生産年齢人口は39万人減の7500万人、一方65歳以上が33万人増の3600万人であります。明らかに高齢化が進んでいます。生産年齢人口も今後やや加速しながら減っていくでしょう。(年間の出生者数が19年で90万人割れですから15-64歳の50年分を掛け合わしても単純計算で4500万人にしかならないのです。)

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