
[7日 ロイター] - 米コーヒーチェーン大手のスターバックス(スタバ)は7日、メニューにオート麦を原料とする植物由来代替牛乳であるオートミルクを使用した飲料を導入した。ビーガン(絶対菜食主義者)の代替乳製品需要の高まりに応え、市場を開拓する狙いがある。
この飲料は、米中西部の1300店舗で提供されるという。
このほか、米国とカナダでココナツミルクとアーモンドミルクを使用した新飲料を導入した。これらの材料を使用した飲料は、以前にも販売した実績がある。
健康や環境面での理由から牛乳を避ける消費者が増加しており、植物由来ミルクの人気が高まっている。
牛乳製品の販売は過去4年にわたって減少が続いており、米国では一部の大手酪農業者が破産を申請する事態となっている。