記事

海のかなたの空遠く幸い住む、とでも言うのかしら。国際的逃がし屋を使って逃亡した逃亡犯ゴーン被告

明日、ゴーン被告はマスコミを通じて何と言うのだろうか。

ゴーン被告はあちらこちらに弁護団を抱えており、それらの弁護団を通じて様々な国のマスコミに、如何にも日本の刑事司法制度に重大な欠陥があるかのような宣伝広報に努めているようだが、日本のマスコミや日本国内の有識者の方々がうっかりそういう宣伝広報に乗せられないように、予め注意を促しておきたい。

保釈中の逃亡はそれ自体では今のところ犯罪には当たらないが、これを法的に正当化するような議論には与していただきたくない。

江戸時代だったら、関所破りとして極刑に処されても止むを得ない重大な犯罪である。
現時点での日本の法制では処罰の対象とはなっていないが、いずれ犯罪化されることは間違いない違法行為である。

ゴーン被告が海外逃亡したのは止むを得ない、などとゴーン被告に同情的なコメントを出されている方々は、ゴーン被告の一連の行状に目を瞑っておられる方々だろうと思う。

ゴーン被告が逃亡したことで、日本の裁判手続きを通じてゴーン被告の一連の行状を私たちが確認する術が事実上失われることになってしまったが、日産側の長期にわたる周到な社内調査や検察当局による捜査によって大体のことは既に明らかになっている。

日本の司法が如何にも無辜の人を処罰しようとしているかのように報じている外国のメディアがあるようだが、現在の日本の裁判所は決して暗黒裁判を良しとしていない。

弁護人の取調べ立会い権がないとか、権利保釈と言いながらなかなか保釈が認められない、といった問題があることはそのとおりだが、だからと言ってゴーン被告が人質司法の被害者で、虚偽の自白を強要されて自白した、などという事実もない。

法的観点に照らせば、ゴーン被告の海外逃亡を正当化させるものは何一つない、ということをしっかり念頭に置かれることである。

トルコは、既に違法にトルコ国内を通過したという罪でゴーン被告を告訴しているようである。
次に、フランスがゴーン被告に対してどういう司法手続きを取るのか。

ゴーン被告は、紛れもなく国際指名手配の国外逃亡犯である。

くれぐれもお間違えのないように。

あわせて読みたい

「カルロス・ゴーン」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    ドラゴンボールが儲かり続ける訳

    fujipon

  2. 2

    コロナ対策成功は事実 医師指摘

    中村ゆきつぐ

  3. 3

    ひろゆき氏がテラハ問題に言及

    ABEMA TIMES

  4. 4

    コロナとN国で紅白歌合戦ピンチ

    渡邉裕二

  5. 5

    五輪中止は決定済み? 記事に驚き

    天木直人

  6. 6

    上場企業レナウン倒産に業界激震

    大関暁夫

  7. 7

    ブルーインパルス飛行批判に落胆

    かさこ

  8. 8

    箕輪氏 セクハラ疑惑で「暴言」

    文春オンライン

  9. 9

    長嶋茂雄に激怒 元選手語る事件

    幻冬舎plus

  10. 10

    ロイホ大量閉店 コロナの厄介さ

    PRESIDENT Online

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。