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再稼働抗議集会の金曜日 居候の国会記者会「次回も会員社以外の立ち入りを禁ずる」

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「会員社以外立ち入り禁止」の看板。市民を見下すかのようにそびえ立っていた。=6日夕、国会記者会館前。写真:田中撮影=

 家賃も払わず公園に店を構える商店主らから、「公園への立ち入りを禁ずる」と言われたら、あなたはどう思うだろうか。これと同じことが日本政治の中心地で起きている。

 東京都千代田区永田町1‐6‐5は衆議院が所有する国有地だ。5,649㎡の広大な敷地に建つ4階建ての国会記者会館には、新聞社、テレビ局、通信社が家賃も払わずに入居する。バリバリの居候である。

 原発再稼働への怒りに燃える市民が全国各地から集結した6日(金曜日)、この居候たちが威丈高な行動に出た。国有地の入口に「会員社以外の立ち入りを禁ずる」(写真)の看板を出したのである。

 所有者の衆議院事務局が「立ち入りを禁ずる」ならともかく、居候にそのような権利があるのだろうか?

 国会記者会事務室に聞いた。応対した初老の男性職員は「家賃はもちろん払ってませんよ」。悪びれる様子は全くない。立ち入り禁止にした理由を尋ねると「混乱を避けるため」と判で押したような答えが返ってきた。「次(13日)も同じように立ち入り禁止にしますよ」とまるで自分の屋敷のような言い草だ。居候であることなんぞ、とんと頭にない様子だった。
 

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これが国権の最高機関である国会記者会の根城だ。都内の一等地に無料で入居する。=写真:田中撮影=

《フリー記者に対する取材規制》

 原発再稼働に反対する集会が開かれた6日、官邸前でIWJのスタッフが一部の警察官から「君たちはプレスじゃないよ。記者クラブじゃないでしょ」と言われ、立ち入りを拒否された。

 筆者も3度の検問に遭ったが、外務省発給の記者証を提示し、何とかくぐり抜けた。金曜恒例の抗議集会のメインステージは国会記者会館前だ。

 歩道が参加者で溢れるため、カメラマンたちは同会館敷地から撮影することになる。筆者もその一人だ。ところが上述のごとく同会館の敷地にフリーやネットメディアは入ることができない。市民がトイレを借りることも禁止されている。国会記者会館正門には制服警察官が立ちはだかり、出入りする人をチェックした。

 原発再稼働をめぐり官邸前で起きていることを、フリーやネットに報道させたくない警察と記者クラブの利害が一致したとも取れる。

 警備が厳しさを増すなか、国会記者証を提示しなければ官邸周辺に近づけなくなる恐れも出てきた。抗議集会に関するマスコミの扱いは、実態に比してあまりにも小さい。触りたくない様子がありありだ。フリーとネットが排除されれば、官邸前はブラックボックスとなるだろう。

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