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米国防長官、イラク駐留軍の撤退報道を否定 「計画もない」


[バグダッド/ドバイ 6日 ロイター] - 米国のエスパー国防長官は6日、米軍がイラクから撤退するとの報道を否定した。ロイターをはじめ、各メディアは米軍の書簡をもとに、イラク撤退に向けて米軍が再配置されると伝えていた。

エスパー長官は、この書簡について記者団に問われると、「イラクから撤退する決定は下されていない」と発言。撤退の計画もないとした。

長官は「書簡がどのようなものか知らない。われわれはその内容と出どころの確認に努めている。だが、イラクから撤退する決定はなされていない。以上だ」と述べた。

イラクに駐留する米兵は約5000人。

米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は記者団に対し、報道された書簡では米軍の撤退をほのめかす「不適切な言葉づかい」があったが、それは事実と異なると説明。撤退は計画されていないと強調した。

書簡は、イラク駐留米軍のウィリアム・シーリー司令官がイラク国防省の統合作戦司令部に充てたもの。「イラクの主権を尊重し、イラク議会とイラク首相の要請に応じ、今後数日から数週間にわたって軍隊を再配置する」と書かれている。

イラク軍の関係筋は、ロイターに対し、この書簡が本物であることを認めている。

エスパー長官は、米国は引き続き、同盟国とともにイラクでの過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦に取り組んでいると述べた。

6日夜にはバグダッド上空から複数のヘリコプターの飛行音が聞かれたが、現時点では撤退との関連性は不明。書簡によると、撤退にはヘリコプターが用いられるという。

*情報を追加しました。

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