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「安倍政権に代わる選択肢が必要」 玉木代表、年頭会見


 玉木雄一郎代表は4日、三重県伊勢市を訪問し、古川元久代表代行とともに伊勢神宮を参拝した。玉木代表は参拝後に神宮会館で年頭の記者会見を行った。

 玉木代表は、新年に参拝するのが今年で3回目となった伊勢神宮参拝について、「すがすがしい気持ちで、国家の安寧、国民の幸福、皇室の弥栄をお祈りした」と報告した。

 冒頭、安倍政権が長期化し、おごりや緩みが目立って来ているとし、公文書管理の問題、年末に現職国会議員が逮捕されたカジノを巡る収賄事件がさらに広がっていること、消費税増税後の経済状況が心配なこと、イラン情勢が緊迫していること等を挙げ、「さまざまな問題を野党で力を合わせて向き合っていかなくてはならならい。大きな固まりをしっかりつくって、安倍政権に代わる選択肢を示すことが必要だ」と意気込みを示した。

 立憲民主党と政党合流に向けた協議については、「これまでは幹事長間で協議を進めてきた。政党間の合流の重要な問題については代表に委ねられたので、枝野代表とそう遠くないうちに会って残された課題についての話し合いを重ねていきたい」と述べた。

 カジノ誘致を巡る収賄容疑で逮捕された秋元司衆院議員のほかに5名の国会議員が金銭の授受の疑いで任意に聴取されていると報道されている問題について問われ、「IR法の立法過程自体が正当なものだったのか。お金の力、外部の圧力によって立法作業が歪められたのではないかということは、立法府の責任として明らかにして公開すべきだ」と国会での検証を求めた。

 また、仮釈放中だったカルロス・ゴーン氏が国外に逃れた問題について、「日本の出入国管理はいったいどうなっているのか。司法のあり方はどうなっているのかということの根本に疑問を投げかける問題」だと述べ、政府に事実関係の説明を求めた。

 さらに、イラン情勢が緊迫していることについて、「ことの事態の推移によっては世界を巻き込む大きな紛争になりかねない。閣議決定だけで、しかも調査研究という根拠に基づいて自衛隊を派遣することが年末ばたばたと決まったが、こういう事態が発生した以上、国、あるいは国に準ずる組織との武力衝突の可能性が否定できなくなっているのだから、調査研究という曖昧な法的根拠の下で自衛隊を派遣することは反対だ。」「いわゆる集団的自衛権の行使の一部が安倍政権の下で一部認められることになったが、今回のような自体に集団的自衛権が必要だといって参加することがあり得るのか」と懸念を示し、国会での議論を求めた。

 玉木代表は、これらの問題については、20日にも開会するとされている通常国会を待つことなく、速やかに国会で審議すべきとだと強調した。

 伊勢神宮参拝には、党三重県連の金森正代表、中森慎二幹事長、加納康樹幹事長代行、藤田大助元衆院議員が同行した。

伊勢神宮を参拝する玉木代表一行

三重県連役員と伊勢神宮内宮にて

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