まずはイランにその意思があるかどうかだが、アメリカとの本格的な戦闘行為を回避する意思があるのであれば、日本に仲介者としての役割が回ってくる可能性はある。
外交の安倍、の出番がまったくないわけではないので、日本としては当面はこの問題に積極的に介入しないようにするのがいいのかも知れない。
仲裁は時の氏神、と言う。
今は出番はないが、国際社会で日本が占めている地位は案外大きいのかも知れない。
ロシアや中国、韓国や北朝鮮を相手にしての交渉ではいつも一歩遅れているような感じだが、日本が当事者となっていない国際的紛争案件の場合は、中立、公正で、国際平和を国是にしている日本のような存在が役に立つのかも知れない。
必ずしもアメリカの言いなりにはならない日本。
アメリカからどんなに強く要請されてもイランとの友好関係を断ち切ろうとはしない日本。
世界の首脳の中で唯一アメリカのトランプ大統領と親密な関係を築いていると目されている日本の安倍首相。
イランが最後に頼るのは日本かも知れない、ということになると、いつ日本の出番が出てくるか分からない。
私には何もすることが出来ないことは明らかだが、日本政府の無力・非力を嘆くのはまだ早い。
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- 2020年01月04日 16:25