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【セブンイレブンの年末年始休業】正月休業 コンビニにも広がる

”24時間365日”営業してきたコンビニ大手の一部で、年末年始の休業実験が行われています。人手不足、働き方改革、そして便利すぎる生活を見直して持続可能なものにしていく観点から、よいことだと思います。コンビニの実験は、全体からすると、まだごくわずかで、ローソンンが国内1万5千店のうち25都道府県のオフィス街などにある102店で、本部の直営店は含まず、すべて加盟店です。

大晦日から1月3日にかけて、半日から1日半ほど休業します。セブンイレブンは、国内2万1千店のうち東京都で本部が直営する約50店で、1日から4日にかけて8時間ずつ休んだり24時間通しで休んだりする、とのこと。

当初は加盟店でも実験をするとしていましたが、「まずは直営店で物流やお客様のニーズを見極める」と広報担当者は、方針を切り替えたことを説明しています。店舗の多いセブンイレブンが、まだ及び腰のように見え、時短を要求した東大阪の店との契約を年末で打ち切ったり、セブンペイの撤退以来、どうも気になるニュースが続いています。

セブンイレブン加盟店の店主などが加盟する団体「コンビニ加盟店ユニオン」が、セブンイレブン本部に対して、年末年始の休業を認めるよう嘆願書を出していて、「人手不足は深刻で、加盟店は限界に達している」という理由からの嘆願に、もっと耳を貸すべきだと思います。

1万6千店あるファミリーマートは、休業実験は計画していず、休暇を取りたいがアルバイトなどの確保が難しい店主には、本部の社員を加盟店に派遣する「店長ヘルプ制度」の利用を促し、大晦日から1月3日にかけて、この制度を320店が利用し、店長は休暇を取る、と報じられています。

時事通信が「年末年始休暇」についての世論調査の中で尋ねたところ、コンビニ、ファミリーレストランなどの小売業・サービス業が正月も営業するべきかの3つの選択肢で、最も多かったのは「三が日は営業しなくてよい」の45.0%、「元日は休業しても、2日から営業してほしい」が38%、「元日から営業してほしい」は12.5%でした。

消費者の意識も変わってきているということだと思います。年末年始を過ごしている東京の狛江市周辺では、スーパーのOXは休みなしで営業していて、サミットは1日2日は休業、駅に併設されているセブンイレブンは1~3日までは夕方17時までなど時短、箱根そばは三が日は休業と、それぞれ試行錯誤中といった感じです。

私が子どもの頃は、三が日はお店は休むもので、そのためにおせちなどを作って備えていました。新しい令和の時代は、無理なく働けて、環境にも配慮し、それぞれが努力するあり方に変わっていってほしいと思っています。

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