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SDGsバッジどや問題


先日、四国、淡路島に家族旅行に出かけた。地元の図書館で妻が借りてきた四国旅行のガイドブックに失笑してしまった。「お遍路さんツアーにピッタリなオシャレはこれ」「お遍路さんツアーと一緒に、チェックしたいグルメはこれ」みたいな記述があり。それ、お遍路さんツアーのコンセプトと違うだろ、人間の欲望そのものだろ、と。20年前、野外フェスが始まったばかりの頃のオシャレ雑誌に出ていた、およそ野外フェスに対応できない「フジロックガールのオススメファッション」以上の衝撃だった。

こういう、言っていることとやっていることが違う案件というのは、ついつい激しく傍観し、笑ってしまう。いわゆる「おまいう案件」もそうだ。「おまいう案件」とは何か?このエントリーにまとめてあるので、ぜひ、読んで頂きたい。



この「おまいう案件」で私が昨年気になったのはSDGsバッジ問題である。企業の方とお会いするたびに、気になることがある。それはSDGsバッジをつけているおっさんたちである。私はこれを「SDGsバッジどや問題」と呼んでいる。

打ち合わせなどでSDGsバッジをつけた企業の方が、あきらかにそのコンセプトと矛盾することを言ったり、その企業の取り組みが全然SDGsっぽくない瞬間、所詮ポーズだなと思ったり、あくまでビジネスチャンスとして捉えているのだと思ったり。そもそも、SGDsを実践している方は、必ずしもあのバッジをつけていないのが味わい深いところだ。

いや、ポーズから入って何かが変わることもある。しかし、明らかに矛盾している様子をみると、「あぁ、またこうやってコンセプトが消費されているのだな」と思い。SDGsバッジ自体が持続可能かどうか問われているように見える。

というわけで、とつぜん私服を解禁してオシャレな打合せスペースをつくってもイノベーションが起きるとは限らないように、このSDGsバッジをおっさんがつけるだけでは世の中変わらないということを今年は激しく傍観していきたい。2020年は「やっぱり、ダメだったよね」というがっかりの連鎖になりそうな気がしてならないのだが、うまくいかないものには、根本的な原因があるので、その問題を冷静にウォッチしていこう。うん。

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