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ユニバーサルミュージック、株式10%を中国テンセントに売却。ストリーミングやアジア戦略の加速に繋がるか

中国のテンセント(腾讯)は、同社が率いるコンソーシアムがユニバーサルミュージック・グループ株式10%を親会社であるフランスのメディア会社、ヴィヴェンディから取得することで合意した。取引額は300億ユーロ(約3兆6600億円)。テンセントのコンソーシアムは、テンセント・ミュージック・エンタテインメントと投資家が参加している。

テンセントは2021年1月までの期間に、今回と同じ評価額で最大20%までユニバーサルミュージックの株式を取得できる。株式取引は規制当局による承認が得られれば2020年上半期前に完了する予定。

「テンセントとコンソーシアムの参加企業は今回の投資によってユニバーサルミュージック・グループの成長をサポートします。テンセントとテンセント・ミュージックはヴィヴェンディと連携しながら、アーティストへの機会創出をさらに拡大させ、音楽ファンの体験を向上し、音楽とエンタテインメント産業をさらに促進させていきます」と、ヴィヴェンディおよびテンセントは共同声明を出している。

また、この株式取引完了前に、テンセント・ミュージックはユニバーサルミュージック・グループの中国ビジネスの少数株式を取得するオプション契約で二社が合意することも発表された。

世界最大のレコード会社であるユニバーサルミュージック・グループは、音楽ストリーミングビジネスへのシフトに成功したことによって更に成長しており、同社の音楽ビジネスは2019年上半期に過去最高の売上高となる25.96億ユーロ(約29億ドル、約3160億円)を達成した。

ユニバーサルミュージックは2019年にはビリー・アイリッシュやアリアナ・グランデ、、ポスト・マローン、ドレイク、テイラー・スウィフト、ルイス・カパルディ、ビートルズなど多数のアーティストをストリーミングやアルバムリリースで成功させてきた。

近年はユニバーサルミュージック・グループの売却は噂されてきた。2019年からはテンセントが株式取得に関心を示していることが報じられ、ヴィヴェンディと交渉が始まったことが確認されていた。

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